髪赤み黄みどっち?自然光での見分け方と似合うヘアカラー選び

自然光で髪の赤みと黄みを見比べるヘアカラー選び

サロンでヘアカラーを注文するときに、自分の髪赤み黄みどっちか分からず迷っていませんか。

髪のアンダートーンは人によって異なり、カラーが抜けていくときの色味や色落ちの仕方も変わります。

自然光での透け感と退色後の色味を確認して補色を選べば、濁りの少ない透明感のあるカラーに近づきます。

本記事では、髪赤み黄みどっちかを見分ける自己チェックの手順と、似合う色選びを解説します。

📊 髪赤み黄みどっち?タイプ別の似合うカラー4分類早見表

① 赤みが出やすいタイプ(太め・硬め・黒髪が濃い):オレンジ〜赤茶に退色
太陽の光に透かすと赤茶色に見え、カラーが抜けるとオレンジっぽくなりやすいタイプです。オリーブやマット系と好相性です。
② 黄みが出やすいタイプ(細め・柔らかめ・地毛が明るい):黄色〜金茶に退色
細く柔らかい髪の方に見られるタイプです。光に当たると黄みがかった茶色に見え、退色すると黄色くなりやすいため、ラベンダー系が映えます。
③ 赤みを消して透明感を出したい方:オリーブ・アッシュ・マット系カラー
赤やオレンジの反対色(補色)であるグリーンやブルーグレーを配合したカラーです。赤みを打ち消し、柔らかなグレージュやアッシュブラウンへ導きます。
④ 黄みを抑えてツヤを出したい方:ラベンダー・バイオレット・ピンク系カラー
黄色の補色であるパープルやピンクを含んだカラーです。退色時のパサついて見える黄ばみを打ち消し、上品なツヤ感のあるミルクティーベージュを保ちます。
⚠️ 避けたいNGなカラー選び
もともと黄みが強い髪にグリーン系のマットアッシュを強く入れすぎると、黄色と緑が混ざって海藻のようにくすんだ緑色(マット転び)になってしまうため注意が必要です。

🔬 髪の赤みと黄みの見え方|髪質と補色の考え方

1. 髪質と元の髪色で赤み・黄みの出方が変わる

髪の色味は、もともとの髪色や髪質、過去のカラー履歴などによって変わります。
太くてハリのある黒髪は、明るくしていくと赤〜オレンジが残りやすいといわれます。

一方、細く柔らかい髪は、少しトーンアップしただけでも黄みが出やすいといわれます。ただし個人差が大きいので、実際の色は自然光で確かめましょう。

2. 色相環の「補色(反対色)」を重ねることで無彩色の透明感が生まれる

美容室で人気の「グレージュ」や「透明感ベージュ」は、髪の中にある赤みや黄みを「反対色」で打ち消すことで作られています。
色相環において、赤の向かい側には「緑(オリーブ)」、オレンジの向かい側には「青(アッシュ)」、黄色の向かい側には「紫(ラベンダー)」が位置しています。

自分の髪が持つベースの色に対して、向かい側にある補色を適切な濃さで重ねることで、濁りのない発色と色落ちの美しさが両立できるのです。

3. 色付きレンズの判別と反対色フィルターに学ぶ2段階モデル

自分の髪質に合うヘアカラーで理想の髪色を作る仕組みは、2つの段階に分けて捉えると分かりやすくなります。
第1段階(自然光での透過色と退色履歴によるチェック)では、窓際の光で地毛と髪の先端の色味を観察し、赤みベースか黄みベースかを見極めます。

第2段階(アンダートーンに応じた補色カラーの選定)では、赤みにはオリーブ系、黄みにはラベンダー系を組み合わせて色味を補正します。

光学レンズに例えるなら、第1段階が「サングラスのレンズが赤系か黄色系かを太陽にかざして確認する工程」であり、第2段階が「そのレンズの色を打ち消す反対色のフィルターを重ねてクリアな視界を作る工程」にあたります。

⚠️ 髪の赤み・黄み判断で失敗しやすい3つの落とし穴と回避策

落とし穴①:部屋のオレンジ色の照明の下で髪色をチェックする

夜に自宅の暖色系の照明や洗面所のライトの下で鏡を見て、「自分の髪はオレンジっぽいから赤み毛だ」と判断してしまうケースです。

室内の照明は色温度の偏りが強く、本当は黄みベースの髪であってもオレンジ色のライトが当たることで赤茶色に見えてしまう錯覚が起こります。

正確なメラニンタイプを知るには「昼間の窓際」がベストな環境です。

自分の髪色を確かめるときは『晴れた日の日中に窓際で自然光へ毛束を透かし、内側から浮き出る色が赤茶か黄茶かを見極めるのが鉄則』です。

落とし穴②:「肌のイエベ・ブルベ」と「髪の黄み・赤み」を同じだと混同する

「自分はイエベだから髪も黄み毛のはず」「ブルベだから赤みが出やすいはず」と思い込んでカラー剤を選んでしまうパターンです。

肌のパーソナルカラーと毛髪内部のメラニン比率は必ずしも一致せず、ブルベでも黄み毛の方やイエベでも赤みが強い髪の方は多く存在します。

「顔映りに似合う色」と「髪の中で打ち消すべき色」は分けて考えましょう。

サロンでオーダーする際は『なりたい仕上がりの色味と、自分の髪が色落ちしたときに赤くなるか黄色くなるかの両方をお伝えするのが鉄則』です。

落とし穴③:高温のヘアアイロンを毎日当てて、先端だけ黄ばんで見える

もともとは赤み優位の髪なのに、毎朝高温のアイロンを当て続けた結果、髪の先端だけが黄色くギラついて判断を誤ってしまう失敗です。

高すぎる熱でダメージが進むと、色が抜けやすくなったり黄ばんで見えたりして、補色を入れても色持ちが悪くなることがあります。

アンダートーンを見極めるには根元〜中間の健康な部分もあわせて見ることが大切です。

きれいな発色と色持ちを守るには『アイロンの温度は低めに設定し、根元付近と髪の先端の色の差まで美容師さんに診てもらうのが鉄則』です。

💡 髪赤み黄みどっちか3分で分かる!4ステップ自己診断&オーダー手順

  1. STEP 1:【太さ・硬さチェック】1本の髪のハリと地毛の黒さを確認する
    髪を1本つまみ、太さと硬さがあり地毛が真っ黒に近いなら「赤み優位」、細く猫っ毛で地毛がほんのり茶色いなら「黄み優位」の可能性が高まります。
  2. STEP 2:【自然光透かしチェック】日中の窓際で毛束を光にかざす
    昼間の自然光が入る窓際で毛束を持ち上げて光に透かします。赤褐色〜オレンジのツヤが見えれば「赤みタイプ」、黄金色〜明るい栗色に見えれば「黄みタイプ」です。
  3. STEP 3:【退色履歴チェック】カラーから1ヶ月後の色落ちを思い出す
    過去にカラーをして1ヶ月ほど経ったとき、「赤茶・オレンジっぽく抜けた(赤み毛)」か、「黄色っぽく抜けた(黄み毛)」かを振り返ります。
  4. STEP 4:【補色オーダー+ケア】結果に合う補色カラーとシャンプーを選ぶ
    赤み毛なら「オリーブ・アッシュ系(+アッシュシャンプー)」、黄み毛なら「ラベンダー・ピンクベージュ系(+ムラサキシャンプー)」を選んで透明感を保ちます。

❓ 髪赤み黄みどっちに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 赤みも黄みも両方感じる「中間タイプ(ミックス)」の人はいますか?

はい、多くいらっしゃいます。たとえば「根元〜中間は赤みが出やすいけれど、過去に明るくした髪の先端は黄みが強い」というケースもよく見られます。
その場合は美容室で根元と先端の薬剤の補色バランスを塗り分けてもらうと、綺麗な髪色に仕上がります。

Q2. 赤みが強い髪でも、ブリーチなしでミルクティーベージュにできますか?

1回のブリーチなしカラーでは赤みが残りやすいため、「オリーブベージュ」や「アッシュ系」を2〜3回継続して重ねるのがおすすめです。
また、一度明るくしてから染める方法もあるため、美容師さんに相談してみましょう。

Q3. 黄みが強い髪がパサついて傷んで見えるのを防ぐにはどうすればいい?

黄み毛は色落ちすると、実際以上にパサついて見えがちです。
オーダーのときに「黄ばみを抑えたい」と伝えて、ラベンダー系の色味を足してもらうと、上品な印象に近づきます。

Q4. ムラサキシャンプー(ムラシャン)は赤み毛が使っても効果がありますか?

ムラサキシャンプーは「黄ばみ」を打ち消す補色アイテムのため、赤みやオレンジみが強い茶髪に使っても変化を感じられません。
赤みを抑えたい場合は、青や緑の色素が入った「アッシュ・オリーブ系シャンプー」を選びましょう。

Q5. 白髪染めをしている場合も、赤み・黄みの見分け方は同じですか?

白髪染めはブラウン系の色味が多く、退色すると赤みが出やすいことがあります。
赤みを抑えたい場合は、寒色寄りの色味にできるか、美容師さんに相談してみましょう。

Q6. 髪色をきれいに見せるために、お顔のスキンケアで意識することは?

透明感のあるヘアカラーを引き立てるには、髪のフレームの内側にある「お顔の素肌の透明感」を整えておくことも大切です。
夜のバスタイムに小鼻や頬をやさしく洗って整えておくと、髪色との組み合わせも楽しみやすくなります。

📝 まとめ:自分のメラニンタイプを知って理想の透明感ヘアカラーへ

髪赤み黄みどっちかを見極めるには、「髪の太さ・硬さ」「自然光での透け感」「退色時の色味」の3つを確認するのが近道です。
赤みにはオリーブ、黄みにはラベンダーという補色の法則を味方につけて、色落ちまで綺麗なヘアカラーを楽しんでいきましょう。

💡 ちふゆのひとことメモ

私自身、以前は自分の髪が黄みが出やすい猫っ毛だと知らずに、グリーン系のマットカラーをそのままオーダーしてしまい、色落ちしたときに緑っぽくなって焦った失敗がありました。

それ以来、美容師さんに「色落ちすると黄色くキラキラしやすいので、少しラベンダーを混ぜてください」と伝えるようにしたところ、抜けていく過程まで綺麗なベージュが続くようになりました。

窓際の自然光で毛束を透かしてみるだけでも自分の髪の個性がよく分かるので、ぜひ次のサロン予約の前に試してみてくださいね。

🛁 Chocobraからの提案

お気に入りのヘアカラーを楽しむ日も、夜のバスタイムには顔まわりを整える時間があります。
肌荒れや赤みが落ち着いているなら、週1回のスペシャルケアとして、小鼻まわりのケアを足す方法もあります。

🧴 ステップ1:洗顔後の小鼻と頬に、高粘度温感ジェルを少量のせ、やさしくなじませます。
🪥 ステップ2:しなやかなシリコンブラシを肌に添え、力を入れずに小さく動かします。
💧 ステップ3:ぬるま湯でよくすすいだあと、ビタミンC誘導体美容液で肌を整えます。

カラー直後で頭皮や生え際に刺激を感じる日は、顔まわりのケアも見送り、肌の様子を見てから再開してください。

毛穴の目立たない清潔感のある肌へ。
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この記事を書いた人

Chifuyu Satoのアバター Chifuyu Sato Chocobraラボ研究員

元・大手化粧品メーカーの研究員。美容成分の研究にも携わり、成分知識に精通。
自身の毛穴悩みをきっかけに、成分設計と皮膚科学の知見をもとに「角栓を構造から捉えなおす」独自の毛穴ケア理論を構築。
皮脂の酸化と角栓の層構造に注目し、“動かして流れを整える”毛穴マッサージケアという新しい概念を提唱。

これまで数百種のスキンケア製品と美容医療を実体験しながら、
「肌悩みに寄り添う科学」をコンセプトに、習慣として続けられる本質的なケアを追求し、Chocobraを開発。
現在は、自社ブログ・note・SNSを通じて、毛穴ケアに関する考え方をわかりやすく発信しながら、ブランドの世界観づくりから商品設計までを一貫して手がけている。