レチノールとナイアシンアミド、どちらを先に使う?効果的な導入順とは

レチノールとナイアシンアミドの順番を量と慣らし方で整理する美容解説ボード

「ナイアシンアミドとレチノール、どっちを先に塗るの?」

化粧水のあと、
順番表とにらめっこして手が止まる。

——で、結局「まあ、両方塗っとこ」。
あるある、ですよね。

先に、目安を。
同じ夜に重ねるなら、軽いほうから。

化粧水→ナイアシンアミド→
レチノール→クリーム。
これが、基本の順です。

ただ、じつは順番より、
翌朝を左右するものがあります。

レチノールの量と、慣らし方と、
最後の保湿です。

順番を合わせたのに赤くなるのは、
順番を外したからじゃない。

強いほうを、
一度に多く重ねたからです。

基本の順番と、そのうえで見るポイントを、
順に見ていきます。

🔃「順番を間違えた?」で、表を見比べ続ける理由

そもそも、この二つは、順番で勝負がつく相手じゃありません。

レチノールは、ビタミンA。
塗ってすぐ働くのでなく、肌の中で数段“変身”してから、やっと効きます。
効果も刺激も、遅れて出る職人です。

ナイアシンアミドは、ビタミンB3。
肌の土台(うるおいを逃がしにくいバリア)を、静かに支える穏やかな人です。

遅れて効く職人と、土台を支える穏やかな人。
タイプが違う二人に「どっちが先」を100回聞いても、翌朝の頬は、変わりません。

翌朝を決めるのは、順番じゃない。
重ねた量と、慣らし方と、最後の保湿です。

🔦赤みの犯人は、順番でなく重ねた量

翌朝、頬が赤い。

レチノールが多かったのか。
ナイアシンアミドが重かったのか。
最後のクリームが、少なかったのか。

同じ夜に、二つとも新しく重ねると、
どこを減らせばいいか、分かりません。

順番表を見比べても、この犯人は出てきません。
順番の前に、まず「量が多くなかったか」を、疑います。

⏳量を増やしても、上がらない変身の速度

レチノールは、たっぷり塗るほど早く効く、気がします。

でも、肌の中で変身する速さは、量では上がりません。
増えるのは、進みでなく、刺激のほうです。

頬が赤い。
口まわりが粉っぽい。
数日後に、つっぱる。

これが出るなら、順番でなく、量。
次の夜は、レチノールを減らすか、一晩あけます。

🌙初日から両方塗ると、赤みの出どころが迷子?

二つはタイプが違うから、初日は、時間で分けると楽です。
穏やかなナイアシンアミドは朝に、慣らしの要るレチノールは夜に。

同じ夜に両方新しく入れると、
赤くなった時、減らす先が分かりません。

🌞初日は、朝にB3で土台、夜にAを少量

初日は、朝にナイアシンアミドを薄く。
そのあと、保湿、日焼け止め。頬でよれない量で、止めます。

夜は、レチノールを少量だけ。
頬の高いところに薄く。乾く日は、口まわりを外す。

朝はよれ、夜は赤みを、別々に追う始め方。
最初の目的は、強く攻めることでなく、荒れない置き方を残すことです。

🧩「併用」でつまずく正体

「併用」でつまずく正体は、じつはこれ。
相性が悪いのでなく、二つ同時だと、翌朝の答え合わせができないだけです。

口まわりのつっぱりや、化粧水のしみが加わったら、
その時点で片方をその夜だけ外し、答え合わせを続けます。

🧊化粧水でしみる夜は、順番の前に休む日

化粧水だけで、ぴりっとする夜があります。

水分だけでしみるなら、まだ職人を呼ぶ段階じゃない。
その夜は、どちらも足しません。

頬が赤い。
口まわりが、つっぱる。
保湿でも、少し熱い。

しみない化粧水かクリームだけで、終える。
翌朝、頬が落ち着いてから、レチノールを少量だけ置きます。

🧴同じ夜に重ねるなら、順番より量と保湿?

単独では、どちらも荒れない。
頬の赤みも、落ち着いている。

その夜なら、同じ夜に薄く重ねる日を、作れます。
ただし、順番より、量と最後の保湿で、翌朝が変わります。

💧軽いものから薄く、攻めのAは少量

置く順は、軽いものから。
化粧水、ナイアシンアミド美容液、レチノール、クリーム。

でも、この流れでも、レチノールを多く塗れば、翌朝に乾きます。

レチノールは、少量。頬に薄く。
口まわりが乾く日は、外す。

順番表をなぞる夜でなく、
翌朝に頬が赤くならない薄さで、止める夜です。

🧴最後のクリームが軽いと、翌朝つっぱる朝

順番は合っているのに、翌朝だけ、頬がつっぱる。

レチノールは、慣らし中、土台を少し揺らします。
最後のクリームが少ないと、朝に頬が乾いて、赤く残る。

赤みがないのに乾くだけなら、レチノールを責める前に、クリームを少し厚く。
順番を直す夜でなく、最後の保湿を足す夜です。

ただし、赤みとしみが一緒に出る日は、別。
その夜は、レチノールを一晩、外します。

🚦赤みや乾きが出たら、順番から直す?

赤みや乾きが出た時、すぐ順番だけを直すと、迷います。
先に減らすのは、量・回数・塗る場所です。

頬が赤いなら、レチノールを外す。
口まわりが乾くなら、そこまで広げない。

小鼻も触りたいなら、頬が赤くない別の夜にします。

🔥頬が赤い日は、Aを外す夜

頬が赤い。
化粧水が、少ししみる。
口まわりが、つっぱる。

この日は、レチノールを、外す。
ナイアシンアミドもしみるなら、どちらも使わず、保湿だけ。

引いたあと、夜にレチノールを少量。
攻める夜でなく、頬を静かに終える夜です。

かぶれや、赤みが何日も引かないときは、
市販のケアで粘らず、皮膚科に相談してください。

👃小鼻のざらつきは、頬が赤くない別の夜

レチノールの日も、小鼻のざらつきは、気になります。

でも、頬が赤い夜に小鼻まで触ると、翌朝の赤みが、重なります。

押し出さない。
ブラシを当てない。
角質ケアを重ねない。

小鼻は、頬が赤くない夜に、短く。
レチノールの夜は、頬を優先します。

📘まとめ

ナイアシンアミドとレチノールは、
「どっちが先か」だけで決めると、迷います。

探していた“正しい順番”が答えじゃないなんて、
ちょっと、肩透かしかもしれません。

でも、翌朝「順番を間違えた?」と迷うのは、
順番を外したからじゃない。
同じ夜に、二つを多く重ねたからです。

初めては、朝にナイアシンアミドで土台、夜にレチノールを少量から。
同じ夜なら、軽いものから薄く、レチノールは少量、最後にクリーム。

赤い日・しみる日・口まわりが乾く日は、
順番より先に、量や回数を、減らします。

覚えるのは、順番表じゃなく、「両方塗っとこ」でつい重ねる自分。
量と保湿を先に見た夜から、翌朝の頬が、たどれます。

🌱 ちふゆのひとことメモ

白状すると、昔の私は、
順番さえ合っていれば大丈夫だと、思っていました。

でも、赤くなった夜は、順番でなく、
ビタミンAを、量で急かしすぎていました。

順番表を何度も見比べたのは、几帳面すぎるからじゃない。
ちゃんと効かせたいからです。

だからこそ、順番より、量と保湿。
そこを先に見ると、翌朝の頬が、穏やかになります。

🛁攻めの夜にこすりたくなる小鼻は、Chocobra

レチノールを使う夜も、
小鼻のざらつきが、気になることがあります。

でも、頬が赤くなりやすい夜に小鼻まで触ると、
翌朝の赤みが、重なります。

Chocobraは、レチノールの代わりじゃありません。
頬が落ち着いた夜に、小鼻まわりを短くやさしく整える3ステップです。

🧴 ジェルでゆるめる
皮脂や角栓まわりを、強く取る前にやわらかくします。

🪥 ブラシで動かす
指で押し込まず、やさしい圧で毛穴まわりを動かします。

💧 美容液でうるおす
ケア後の肌を、乾かしたまま終えません。

レチノールの夜は、頬を優先。
小鼻は、赤みがない別の夜に、短く触ります。

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この記事を書いた人

Chifuyu Satoのアバター Chifuyu Sato Chocobraラボ研究員

元・大手化粧品メーカーの研究員。美容成分の研究にも携わり、成分知識に精通。
自身の毛穴悩みをきっかけに、成分設計と皮膚科学の知見をもとに「角栓を構造から捉えなおす」独自の毛穴ケア理論を構築。
皮脂の酸化と角栓の層構造に注目し、“動かして流れを整える”毛穴マッサージケアという新しい概念を提唱。

これまで数百種のスキンケア製品と美容医療を実体験しながら、
「肌悩みに寄り添う科学」をコンセプトに、習慣として続けられる本質的なケアを追求し、Chocobraを開発。
現在は、自社ブログ・note・SNSを通じて、毛穴ケアに関する考え方をわかりやすく発信しながら、ブランドの世界観づくりから商品設計までを一貫して手がけている。