アテニアクレンジングの種類の違い|オイル・バームの選び方

アテニアクレンジングの種類の違い|オイル・バームの選び方の判断ポイントを示すアイキャッチ

アテニアのクレンジングはオイルとバームが並んでいて、どちらを選べばいいのか迷いますよね。

同じシリーズなのだから中身もだいたい似ているのでは、と考えてしまいがちです。

ところが質感が違うぶん、得意な場面も、手を動かす時間もまるで別ものになります。

選ぶ基準は、メイクの濃さではなく、小鼻の状態とお風呂で使うかどうかです。

📋 夜の過ごし方から選び分ける

どちらが優れているかではなく、どちらが自分の夜に収まるかで選びます。

💧 お風呂場でまとめて済ませたい

濡れた手でも使えるオイルが向いています。湯船に入る前に顔だけ先に落としてしまえば、洗面台に戻る手間が省けます。

ただし濃いアイメイクの日は、乾いた手と乾いた顔で使うほうがなじみが早くなります。日によって置き場所を変えるのが現実的です。

お風呂で使うなら、ボトルを浴室に置きっぱなしにしないこと。湿気と温度差は中身の質感を変える一番の原因になります。

🥥 小鼻がざらつき、こするのが怖い

バームのほうが向いています。すくった直後は固形に近く、手のひらで温めるととろけて厚みのある膜になります。

この厚みが指と肌のあいだに入るので、小鼻の溝をなぞるときも直接こすらずに済みます。乾燥しやすい季節ほど差を感じるはずです。

スパチュラで取る一手間はありますが、その数秒が翌朝の赤みの有無を分けます。急ぐ夜はオイル、余裕のある夜はバームという分け方でも構いません。

🌸 香りでひと息つきたい

オイルには香りの異なるタイプが用意されています。無香料でないと落ち着かない方もいれば、香りがあるほうが夜のケアを続けやすい方もいます。

自分がどちらかは、店頭で試してみるまで分かりません。テスターがあれば手の甲で試し、5分後にどう感じるかまで見ておくと選び違えません。

香りは好みの問題であって、落ちる力の差ではありません。使い心地で選んで大丈夫です。

ただし香りが苦手な日は、それだけで洗面台に立つのが億劫になります。毎晩必ず通る場所だからこそ、感覚に合うかどうかは想像以上に大事な条件です。

🔁 毎日のことなので続けやすさで選びたい

詰め替え用が用意されているかどうかも、選ぶ材料になります。同じ手順を1年続けるなら、補充のしやすさは無視できません。

置き場所の高さも意外に効きます。ポンプ式のオイルは片手で出せますが、ジャーのバームは両手が空いている必要があります。

洗面台の広さや、帰宅時間の遅さまで含めて考えてみてください。続く形が正解です。

2つとも手元に置いて、その日の疲れ具合で選ぶという答えもあります。使い分けは贅沢ではなく、こする時間を減らすための現実的な手段です。

❌ NG:角栓を狙って何分もこすり続ける

小鼻をぐるぐると長くマッサージしていませんか。時間をかけるほど落ちるわけではなく、浮いた汚れが戻り、こすった刺激だけが残ります。

🧈 バターとオリーブオイル、どちらも油なのに

二つの違いは、台所にある二種類の油を思い浮かべると一気に分かります。

🍞 パンに塗る油と、鍋に回す油

冷蔵庫のバターと、棚のオリーブオイル。どちらも油ですが、使う場面はまるで違います。パンに塗るならバター、サラダに回すならオリーブオイルと、私たちは考えずに選び分けています。

バターは体温でゆっくり溶け、塗った場所に留まります。オリーブオイルは注いだ瞬間から広がり、全体に行き渡ります。どちらが優秀という話ではありません。

留まってほしいときと、すぐ広がってほしいとき。求めているものが違うだけです。

そして季節によっても、選ばれる側は入れ替わります。夏はさらりと広がるほうが心地よく、冬は留まるほうが頼もしく感じられるはずです。

🧴 留まるバーム、広がるオイル

クレンジングもこれと同じです。バームは手のひらで温めてから顔にのせると、そこにとどまって厚い膜になります。だから小鼻のように、じっくり付き合いたい場所に向いています。

オイルは触れた瞬間から広がり、顔全体のメイクを短時間で包み込みます。手数が少なくて済むぶん、こする時間も自然に短くなります。

アテニアの2つは、この性格の違いをそのまま持っています。どちらを選んでも落ちますが、どこに時間をかけたいかで満足度が変わります。

💦 広げる、それから白くする

第1段階は、顔全体になじませること。ここまでは30秒ほどで十分です。長く回しても、落ちる量はほとんど増えません。

第2段階が乳化です。手のひらに少量のぬるま湯をつけて顔全体をひとなでし、油が白くにごって軽くなるのを確かめます。この変化を待たずに流すと、油分が肌に残ります。

フライパンに残った油を、水だけで流そうとしても弾かれますよね。白くなるまで待つのは、その弾きをなくすための一手間です。

⚠️ 使い方でつまずきやすい3つの場面

選び方が合っていても、洗い方でもったいないことが起きます。

⏲ 1分以上なじませていませんか?

落ちきっていない気がして、いつまでも顔の上で回していませんか。

浮き上がった汚れは、時間が経つと再び肌の表面へ戻ろうとします。

その結果、長くかけたのに小鼻がざらつき、翌朝もすっきりしないという結末になります。

だからこそ、『なじませるのは30秒までにして、手早く次へ進むのが鉄則』です。

🌡 熱いお湯で一気に流していませんか?

さっぱりさせたくて、湯気の立つお湯で流していませんか。

熱い湯は必要な油分まで持ち去り、洗い上がりのつっぱりを強くします。

その結果、乾きを補おうとして皮脂が増え、翌日のテカリにつながることがあります。

だからこそ、『ぬるいと感じるくらいの温度で、すくって流すのが鉄則』です。

🧼 そのあと洗顔料でもう一度洗っていませんか?

念のためにと、続けて洗顔料を泡立てていませんか。

乳化まで終えていれば油分は残っておらず、二度目の洗浄は必要な分まで落とします。

その結果、肌が乾いて小鼻の毛穴が目立ちやすくなり、悩みが増えてしまいます。

だからこそ、『乳化を丁寧に行い、洗い直しは足さないのが鉄則』です。

🧴 夜のクレンジング4ステップ

オイルでもバームでも、流れは同じです。

  1. ステップ1:適量を手に取り、バームは5秒温めてとろけさせる
    オイルはそのまま使えます。
  2. ステップ2:皮脂の多いTゾーンから顔全体へ、手のひらで広げる
    指先で押しつけません。
  3. ステップ3:30秒たったら、ぬるま湯を少量つけて全体を白くする
    手が軽くなる瞬間が目安です。
  4. ステップ4:ぬるま湯を手にすくい、20回に分けて流したら保湿へ
    洗い直しはしません。

この4つで、オイルとバームのどちらを選んでも同じところに着地できます。差が出るのは手順ではなく、小鼻にかけられる時間のほうです。

手を動かす時間を削って、待つ時間に振り分ける。これがアテニアの2品に共通する使い方の芯になります。

❓ アテニアのクレンジングでよくある質問

Q1. 毛穴の角栓にはどちらが向いていますか?
厚みで守りながら触れられるバームです。ただし1回で変わるものではないので、こする時間を増やすのではなく回数を重ねてください。

Q2. まつげエクステをつけたままでも大丈夫ですか?
使える場合が多いものの、施術したサロンの指示が最優先です。目もとはこすらず、上から押さえるようになじませてください。

Q3. ダブル洗顔は必要ですか?
乳化まで終えていれば不要です。朝に洗顔料を使う習慣があるなら、そちらで十分足りています。

Q4. 濡れた手で使うと落ちにくくなりますか?
オイルは濡れた手でも使えますが、ウォータープルーフの日は乾いた手のほうが確実です。日によって使い分けてください。

Q5. バームが固くてすくいにくいときは?
気温が低い時期はよくあることです。スパチュラを寝かせて表面を薄く削るように取ると、無理な力をかけずに済みます。

Q6. どのくらいの期間で使い切りますか?
毎晩1回で2か月前後が目安です。開封後は季節をまたぐ前に使い切るほうが、質感が変わらず気持ちよく使えます。

Q7. オイルとバームを日によって使い分けても平気ですか?
まったく問題ありません。むしろ帰宅の遅い日はオイル、余裕のある日はバームという分け方は理にかなっています。

📘 まとめ

アテニアのオイルとバームは、落ちる力の優劣ではなく、留まるか広がるかという性格の違いです。バターとオリーブオイルの関係とよく似ています。

小鼻に時間をかけたい夜はバーム、手早く終えたい夜はオイル。どちらを選んでも、30秒でなじませて白くしてから流す。この流れさえ守れば失敗しません。

🌱 ちふゆのひとことメモ

昔の私は、クレンジングは長く回すほど落ちると思い込んでいて、小鼻だけ2分も3分もぐるぐるしていました。指が疲れるほど真面目にやっていたんです。

それなのに翌朝は必ずざらついていて、あるとき30秒で切り上げて乳化を丁寧にしてみたら、そちらのほうがずっとすっきりしました。時間ではなく順番だったんですね。

がんばりどころを間違えると、努力がそのまま負担になります。手を動かす時間は短く、待つ時間は丁寧に。今夜から試してみてくださいね。

🛁 Chocobraからの提案

夜のバスタイムで小鼻まわりをやさしくほぐして整える習慣を取り入れてみましょう。肌に負担をかけない3ステップです。

🧴 温感ジェルで毛穴をじんわりほぐし
🪥 シリコンブラシで汚れを優しくオフして
💧 ビタミンC美容液でうるおいをしっかり与えます。

毎日の丁寧なスキンケアとお風呂でのケアを組み合わせて、なめらかな素肌を目指しましょう。

毛穴の目立たない清潔感のある肌へ。
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この記事を書いた人

Chifuyu Satoのアバター Chifuyu Sato Chocobraラボ研究員

元・大手化粧品メーカーの研究員。美容成分の研究にも携わり、成分知識に精通。
自身の毛穴悩みをきっかけに、成分設計と皮膚科学の知見をもとに「角栓を構造から捉えなおす」独自の毛穴ケア理論を構築。
皮脂の酸化と角栓の層構造に注目し、“動かして流れを整える”毛穴マッサージケアという新しい概念を提唱。

これまで数百種のスキンケア製品と美容医療を実体験しながら、
「肌悩みに寄り添う科学」をコンセプトに、習慣として続けられる本質的なケアを追求し、Chocobraを開発。
現在は、自社ブログ・note・SNSを通じて、毛穴ケアに関する考え方をわかりやすく発信しながら、ブランドの世界観づくりから商品設計までを一貫して手がけている。