ファンケルクレンジングの黒と青の違いは?毛穴と肌状態で選び分ける

ファンケルクレンジングの黒と青を毛穴と肌状態で比較する図

ファンケルのクレンジングオイル、青と黒が並んでいてどちらを取るか決められない。
売り場で数分立ち止まったことはありませんか。

毛穴が気になるなら黒、という説明は聞くけれど。
本当に自分に合うのかは分かりません。

実は選ぶ基準は毛穴の有無ではなく、いま肌がつっぱっているかどうかのほうです。

買う前に確かめたいのは、洗顔後10秒で頬がこわばるかどうかです。

🎨 黒と青、どちらを取る?判断の4視点

マイルドクレンジング オイルの定番が青、炭と泥を取り入れた毛穴向けの設計が黒のブラック&スムースです。今の肌に近いものを選んでください。

⚫ 小鼻のザラつきが手で分かるなら黒

指の腹で小鼻をなでたとき、砂粒のような手触りがはっきり残るなら黒が向いています。炭と泥を含んだ設計で、凹凸に入り込んだ皮脂を絡めて連れ出す方向のつくりです。

ただし週7日使う必要はありません。ザラつきを感じた日だけ黒、それ以外は青という使い分けのほうが、乾きすぎずに続けられます。

🔵 洗顔後につっぱるなら青

洗い上がりに頬がこわばる、口のまわりが白く粉をふくことがあるなら、定番の青が向いています。落とす力と残す力の釣り合いが穏やかな設計です。

毛穴が気になる人でも、乾燥が強い時期はまず青に戻してください。乾いた肌の毛穴は影が濃く出るので、乾燥を止めるほうが見え方が変わることがあります。

🌡️ 季節で切り替える使い方もある

夏や皮脂の増える時期は黒、暖房を使う季節は青。1本に決めず、季節で持ち替える人は少なくありません。肌の状態が変わるのに道具だけ固定する必要はありません。

生理前など皮脂の出方が変わる数日だけ黒に切り替える、という細かい使い分けも現実的です。

👁️ 濃いポイントメイクをするなら青を軸に

ウォータープルーフのマスカラやアイライナーを毎日使う方は、目元でこすらずに落とせるかどうかが優先されます。青のほうが厚みがあり、指が直接肌に当たりにくい設計です。

目元だけ専用のリムーバーを使い、顔全体はどちらかというやり方でも構いません。1本で全部を担当させる必要はありません。

❌ NG:黒を使えば角栓が押し出せると思っている

炭や泥が入っているからと、小鼻を指でぐりぐりこすっていませんか。吸着という言葉は、こする力を足していいという意味ではありません。

細かい粒子を強い力ですり込むと、毛穴のふちに小さな傷が積み重なり、色が濃く残ったり出口が広がったりします。

黒を使う日ほど、指の力はいつもより弱くしてください。届かせるのは力ではなく時間です。

🧺 洗濯洗剤を1本で済ませないのと同じこと

2種類あることに戸惑うなら、洗面所ではなく洗濯機の前を思い出してみてください。

🧺 体操着とニットに同じ洗剤は使わない

泥だらけの体操着には粉末の強い洗剤を使い、大切なニットにはおしゃれ着用の穏やかなものを使います。同じ洗濯なのに、汚れと素材で道具を変えるのは当たり前のことです。

顔でも同じ判断が成り立ちます。皮脂が多くザラついた日と、乾いてこわばっている日で、同じ1本を使い続ける理由はありません。

2本持つことは贅沢ではなく、無理をしないための現実的な選択です。

🧽 強い洗剤で毎回洗うと生地が傷む

汚れが落ちるからと、ニットまで粉末洗剤で毎回洗っていると、数か月で表面が毛羽立って戻らなくなります。強さは短期の手応えと引き換えです。

乾燥している時期に吸着力の高いものを毎日使うと、これと同じことが肌の表面で起こります。落ちる実感はあるのに、翌週にはこわばりが取れなくなります。

💧 汚れは力ではなく時間と温度で落ちる

こびりついた汚れは、こする回数を増やすより、ぬるま湯につけておくほうがきれいに落ちます。ふやける時間が力の代わりをしてくれます。

毛穴の中身も同じで、入浴中や湯上がりの温まった状態でなじませるほうが、こする必要がなくなります。黒を使う日こそ、この順番を守ってください。

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⚠️ 黒と青の使い分けで陥りやすい3つの落とし穴

どちらを選ぶかより、使い方のほうが結果を分けることがあります。

💪 黒を使う日に力を入れていませんか?

「吸着してくれるうちに」と、小鼻に指を強く押し当てて動かしていませんか?

炭や泥を含んだテクスチャーは粒子を含むため、強い力で動かすほど毛穴のふちに当たる回数が増えます。

その結果、その日はつるつるでも、数週間後には毛穴のまわりが赤黒く残るようになってしまいます。

だからこそ、黒の日ほど、『指の力を抜いてオイルの層だけを滑らせるのが鉄則』です。

🚿 乳化を飛ばして流していませんか?

「オイルだからお湯で流れる」と、白く濁らせずにそのままシャワーへ進んでいませんか?

乳化が足りないと、油分と一緒に浮いた粒子が肌の上に薄く残ったまま流れていきます。

その結果、落としたはずの汚れが毛穴の入り口に戻り、翌朝の黒ずみとして見えてしまいます。

だからこそ、手のひらに水を少し足して、『白く濁らせてからすすぎに入るのが鉄則』です。

❄️ 冬も毎日黒を使っていませんか?

「毛穴が気になるから一年中これ」と、乾燥する季節も黒だけを使い続けていませんか?

皮脂の分泌そのものが減る時期に吸着力の高いものを重ねると、残しておきたい分まで持っていかれます。

その結果、乾いた肌が皮脂を余計に出し、毛穴の開きが前より目立つという逆転が起こります。

だからこそ、つっぱりを感じる季節は青に戻し、『季節と肌の状態で2本を持ち替えるのが鉄則』です。

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👣 どちらを使う日も共通の4ステップ

選んだあとの手順は同じです。ここを揃えると、色の違いが正しく出ます。

  1. ステップ1:手も顔も乾いた状態で、目安量を手のひらに取る
    量が少ないと指が直接肌に当たります。ケチらないでください。
  2. ステップ2:Tゾーンから頬へ、指の腹で30秒すべらせる
    小鼻は薬指の先で溝に沿って上下に。円を描く必要はありません。
  3. ステップ3:水を少量足し、白く濁るまで顔の上で20秒混ぜる
    この工程を入れるかどうかで、すすぎ上がりの感触が変わります。
  4. ステップ4:32〜34度のぬるま湯で、手ですくって20回流す
    生え際とあごの下が最後まで残る場所です。

同じ手順で黒と青を1週間ずつ試すと、自分の肌がどちらを求めているのかがはっきりします。

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❓ ファンケルの黒と青に関するよくある質問

Q1. 結局どちらを買えばいいですか?
洗顔後10秒でつっぱるなら青、小鼻に砂粒のようなザラつきが残るなら黒です。両方当てはまるなら、まず青を軸にして、ザラつきが気になった日だけ黒を使う形が失敗しにくい入り方です。

Q2. 黒は毎日使っても大丈夫ですか?
皮脂が多い時期の脂性肌なら続けられますが、乾燥を感じるなら週2回から3回に落としてください。毎日使うことより、つっぱらない範囲で続けることのほうが結果につながります。

Q3. 2本を同時に持つのは無駄ですか?
無駄になりません。夏と冬、生理前とそれ以外で肌の状態は変わるので、切り替えられる状態のほうが結局は使い切れます。小さいサイズがあれば、そちらから試すのも手です。

Q4. 黒を使えば角栓はなくなりますか?
やわらかい詰まりは落ちやすくなりますが、長く居座って硬くなったものが一度で消えるわけではありません。押し出そうとせず、続けてやわらかくしていくほうが結果的に早く落ち着きます。

Q5. W洗顔は必要ですか?
日焼け止めを重ねた日や皮脂が多い日は、あとに泡洗顔を足すとすすぎ残りが減ります。乾燥が強い日まで毎回重ねると、こわばりが出やすくなるので肌の状態で決めてください。

Q6. どんな成分が入っているか確かめたいです。
外箱かボトルの全成分表示を見てください。配合量の多い順に並んでいるので、炭や泥、油の種類が上位にあるかどうかで、その1本の性格がつかめます。宣伝文より確実です。

Q7. 敏感肌でも黒を使えますか?
肌が荒れている時期は避けてください。落ち着いているときに、まず頬を除いた小鼻だけで試し、赤みが出ないことを確かめてから範囲を広げると安全です。

Q8. 洗い上がりのぬるつきが気になります。
乳化が足りないか、すすぎの回数が不足しています。手のひらで水を足して白く濁らせる工程を20秒に延ばし、すすぎを生え際とあご下に配分してみてください。

📘 まとめ

青と黒の違いは、優劣ではなく向いている場面の違いです。ザラつきが手で分かる日は黒、つっぱる日は青。季節と肌の状態が選ぶ側になります。

どちらを選んでも、手順は同じです。乾いた手で始めて、白く濁らせてから、ぬるま湯で流してください。

🌱 ちふゆのひとことメモ

毛穴に良いと聞いて黒いオイルを買った年、私は冬のあいだも毎晩それだけを使っていました。洗い上がりのつるつるが気持ちよくて、こわばりを気のせいだと思い込んでいたんです。

2月ごろ、頬が粉をふいて化粧がのらなくなり、慌てて青に戻しました。1週間で肌が落ち着いたとき、道具ではなく季節を見ていなかったのだと気づきました。

良いものを見つけたときほど、そればかりになりがちです。肌の側の変化にも、ときどき目を向けてあげてくださいね。

🛁 Chocobraからの提案

硬くなった詰まりは、落とす力を上げるより先にゆるめておくと負担が減ります。

🧴 温感ジェルで入浴中に毛穴のまわりを温め、
🪥 シリコンブラシで凹凸に沿って汚れを浮かせ、
💧 化粧水で洗い上がりを整えます。

力ではなく温度と時間に働いてもらうほうが、翌朝の肌は穏やかです。

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この記事を書いた人

Chifuyu Satoのアバター Chifuyu Sato Chocobraラボ研究員

元・大手化粧品メーカーの研究員。美容成分の研究にも携わり、成分知識に精通。
自身の毛穴悩みをきっかけに、成分設計と皮膚科学の知見をもとに「角栓を構造から捉えなおす」独自の毛穴ケア理論を構築。
皮脂の酸化と角栓の層構造に注目し、“動かして流れを整える”毛穴マッサージケアという新しい概念を提唱。

これまで数百種のスキンケア製品と美容医療を実体験しながら、
「肌悩みに寄り添う科学」をコンセプトに、習慣として続けられる本質的なケアを追求し、Chocobraを開発。
現在は、自社ブログ・note・SNSを通じて、毛穴ケアに関する考え方をわかりやすく発信しながら、ブランドの世界観づくりから商品設計までを一貫して手がけている。