クレンジングの順番と洗い方|目元・小鼻・頬のパーツ別ステップ

クレンジングの正しい順番を解説する女性アドバイザーと3枚の洗浄ステップカード

クレンジングは、顔のどこから落とすのが正解?目もと、小鼻、頬と、順番がいつも自己流になっていませんか。

念入りに洗ったのに、小鼻のざらつきも、目もとのくすみも残る日があって、不安になりますよね。

実は、顔全体を先に広くこすってしまうと、濃いメイクが頬に広がり、こする時間が長くなって、負担が増えます。

今夜の一手は、目もとと口もとのポイントメイクを先に落とし、顔全体は最後に1分以内で済ませることです。

📋 クレンジングの順番、パーツ別のポイント

メイクの濃さや量はパーツで違います。落とす順番を決めておくと、顔をこする時間が短くなります。

👁️ 最初は「目もと・口もとのポイントメイク」

アイライン、マスカラ、口紅は、専用のリムーバーか、クレンジングをなじませた綿棒で落とします。
顔全体を洗う前に済ませると、メイクが頬に広がりません。

🧴 次は「頬とおでこの広い面」

指の腹にクレンジングを広げて、頬の中央から外側へなじませます。
力を入れず、60秒以内に終えるつもりで、ゆっくり動かしましょう。

👃 最後に「小鼻とあご」の細かい部分

小鼻は、指の腹で小さな円を描くように、少量ずつ動かします。
皮脂が出やすいので、広い面より短時間で、軽くなでる程度にとどめます。

💧 仕上げは「すすぎと洗顔」

ぬるま湯で乳化させてから流すと、油分が残りにくくなります。
製品の表示にダブル洗顔が不要とあれば、洗顔料を省いても構いません。

❌ NG:濡れた手や顔で、オイルタイプを使うこと

製品によっては、水に触れるとなじみにくくなります。
パッケージの指示を見て、乾いた手と顔でなじませる製品かを確かめましょう。

🧪 落とす順番を、洗濯のしみ抜きで考える

クレンジングの順番は、洋服のしみ抜きに似ています。濃い汚れを先に、軽い汚れを後にすると、無理なく仕上がります。

👕 しみ抜きは、ひどい部分だけを先に叩いてから洗濯する

えりのファンデーション汚れは、洗濯の前に部分的に落としておきますよね。顔のメイクも、濃い部分を先に落としてからのほうが、全体を洗いやすくなります。

広い面を先に洗うと、濃い部分の汚れが広がって、もう一度なぞることになります。

🧴 クレンジングは、量とやさしい動かし方で決まる

少なすぎるクレンジングは、指が肌に直接触れて、摩擦が強くなります。製品の目安の量を守り、手と肌の間に、なじませる層を作りましょう。

手のひらで温めるタイプは、体温でなじみやすくなります。クリームやミルクのタイプは、肌に置いてから、円を描いてなじませます。

💧 すすぎは、泡や乳化を目で確かめて終える

クレンジングが白く濁るまで、水を少しずつ足して指でなじませるタイプがあります。この「乳化」を終えてから流すと、すすぎがぬるつきにくくなります。

生え際や小鼻の脇、あごの裏側などは、すすぎ残しが起きやすい所です。流したあとに、指で軽く触れて、ぬるつきがないか確認しましょう。

肌が赤くなったり、しみたりするときは、その日の使用を控えて、皮膚科で相談してください。

クレンジングの種類によって、乳化の目安は少しずつ違います。オイルは白っぽく、ミルクはなめらかに広がり、バームは、溶けて液状に変わる様子を目安に流します。

流す前に、指先がすべる感触から、水を含んでふわっと軽くなる感触に変わったかを確かめておくと、すすぎの回数も落ち着きます。

⚠️ クレンジングでやりがちな3つの落とし穴

毎日のことだからこそ、クセになりやすい動きがあります。当てはまるものがないか、確かめましょう。

👁️ 目もとを、顔と同じ力でこすっていませんか?

マスカラやアイラインを落とすとき、顔全体と同じ力で、ごしごしと往復していませんか。
まぶたの皮膚は薄く、摩擦を受けやすい部分です。
こすり続けると、赤みやくすみが目立ちやすくなります。
リムーバーを含ませた綿棒を、10秒ほどそっと当ててから、なぞらずに押さえて落としましょう。

⏱️ クレンジングを、顔に長くのせていませんか?

汚れを浮かせようと、5分近く顔に置いたままマッサージしていませんか。
長い時間触れると、肌のうるおいまで落ちやすくなります。
結果として、洗い終わりにつっぱりを感じる人も多くなります。
クレンジングの時間は、全体で60秒前後を目安に、なじませたらすぐ乳化して流しましょう。

🚿 熱いシャワーで、一気に流していませんか?

お風呂場で、シャワーを顔に当てて、勢いよく流していませんか。
熱いお湯や強い水圧は、肌への刺激になり、乾燥や赤みにつながります。
小鼻やフェイスラインの細かな部分は、お湯が直接当たりにくく、洗い残しも出ます。
手でぬるま湯をすくい、20回を目安に、顔に当てて流しましょう。

クレンジングの失敗は、順番、量、時間、温度の4つに分けて考えると整理しやすくなります。いまの習慣を、ひとつずつ見直してみましょう。

👣 夜のクレンジング、パーツ別4ステップ

メイクをした日の、一連の流れです。使う製品の説明に従いながら、順に進めてください。

  1. ステップ1:手を洗い、乾いた手でポイントメイクを先に落とす
    リムーバーを含ませた綿棒で、アイライン、マスカラ、口紅を、ひとつずつ押さえるように拭き取ります。1か所10秒を目安にします。
  2. ステップ2:適量のクレンジングを、頬とおでこへなじませる
    指の腹で、中央から外側へ、円を描くように動かします。目の下は指を浮かせて、触れる力をさらに弱くします。
  3. ステップ3:小鼻とあごに、少量を足して軽くなじませる
    小鼻の脇や、あごの下を、指先でていねいに小さく動かします。ここは30秒以内にとどめます。
  4. ステップ4:ぬるま湯で乳化させ、20回すすいでから洗顔へ
    クレンジングが白く濁ったら、顔全体に水をなじませます。流し終えたあと、洗顔料が必要かどうかを、製品の表示で確認します。

ステップ1で綿棒を使うと、顔全体のメイクを広げずに済みます。慣れるまで時間がかかる人は、週末にゆっくり試してみてください。

洗面台の鏡は、小鼻やあごの下がよく見える位置で使うと、細かな部分の洗い残しを見つけやすくなります。立ったまま、少し顔を上げて確かめましょう。

ステップ3で、小鼻の脇に指が引っかかるように感じたら、クレンジングの量が足りないサインです。指を一度離して、少量足してから、もう一度やさしくなじませてください。

ウォータープルーフのマスカラや、落ちにくい日焼け止めを使った日は、専用のリムーバーを足すと、顔全体の摩擦を減らせます。

疲れて帰った夜は、無理に完璧を目指さず、ポイントメイクと顔全体の2段階だけに絞って構いません。続けられる形を選ぶことが、毎日のクレンジングでは、いちばん大切です。

❓ クレンジングの順番に関するよくある質問

順番や洗い方で迷いやすい点を、スキンケアの範囲で整理しました。

Q1. ポイントメイクは、必ず先に落とすべきですか?

必須ではありませんが、先に落としておくと、顔全体のクレンジングが楽になります。濃いメイクの日に特におすすめです。

Q2. クレンジングの量は、どのくらいが適切ですか?

製品ごとに目安の量が決まっています。表示を見て、その量を守りながら、肌にこすれないか確かめましょう。

Q3. ダブル洗顔は、毎日必要ですか?

製品によります。ダブル洗顔が不要と書かれた製品なら、省いて構いません。必要とある製品は、洗顔料でやさしく仕上げましょう。

Q4. 日焼け止めだけの日は、クレンジングを使いますか?

ウォータープルーフなど、落ちにくい日焼け止めは、クレンジングを使うと安心です。落ちやすいタイプは、洗顔料だけで済むこともあります。

Q5. 小鼻のざらつきが取れません。クレンジングを強めにするべきですか?

強くこするほど、肌に負担がかかります。時間を短くして、週に数回の別のケアで整えるほうが、続けやすくなります。

Q6. 朝もクレンジングを使ったほうがいいですか?

メイクをしていない朝は、通常は不要です。ぬるま湯か、洗顔料で軽く整えれば十分な日が多いです。

Q7. 肌が敏感なときは、どんなタイプのクレンジングが向いていますか?

ミルクやクリームなど、肌あたりが穏やかなタイプを候補にします。使う前に、顔の一部で試してから使い始めましょう。

Q8. クレンジングのあと、すぐに洗顔料で洗うべきですか?

ぬるま湯で流した直後に洗顔するのが目安です。時間を空けすぎると、顔に残った油分が気になることもあります。

📘 まとめ

クレンジングは、ポイントメイク、広い面、小鼻とあごの順で落とし、乳化してから流すのが基本です。

大切なのは、全体で60秒前後、ぬるま湯で20回すすぐこと。小鼻のざらつきが気になる人は、いちご鼻の5ステップ解説も参考にしてください。

🌱 ちふゆのひとことメモ

昔の私は、クレンジングオイルをたっぷり顔に広げて、小鼻から先に5分もマッサージしていました。ざらつきを取りたい一心で指に力を入れて、翌朝は小鼻が赤くなっていました。

落とす順番を、目もと、頬、小鼻の順に変えて、時間も1分に縮めてみました。強くこするより、順番と量を整えるほうが肌に優しいと気づきました。

クレンジングは、がんばるほど良いわけではありません。今夜は、肩の力を抜いて、やさしく洗ってあげてくださいね。

🛁 Chocobraからの提案

クレンジングのあとに赤みやつっぱりがなく、肌が落ち着いている日に限って、摩擦を避けた小鼻の週1〜2回ケアとして、メイクをしない夜に足してみてください。

🧴 温感マッサージジェルで、洗顔前の小鼻に、指で薄く広げて、ほんのりと温めながらなじませ
🪥 小鼻専用シリコンブラシで、鼻の脇のくぼみを、力を入れずに下から上へ数回動かし
💧 ビタミンC誘導体美容液で、ぬるま湯でオフしたあとの小鼻まわりを、うるおいで整えます。

メイクを落とす日は短く、小鼻のケアはメイクのない夜に。順番を分けるだけで、顔にふれる時間も、ぐっと減らせます。

毛穴の目立たない清潔感のある肌へ。
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この記事を書いた人

Chifuyu Satoのアバター Chifuyu Sato Chocobraラボ研究員

元・大手化粧品メーカーの研究員。美容成分の研究にも携わり、成分知識に精通。
自身の毛穴悩みをきっかけに、成分設計と皮膚科学の知見をもとに「角栓を構造から捉えなおす」独自の毛穴ケア理論を構築。
皮脂の酸化と角栓の層構造に注目し、“動かして流れを整える”毛穴マッサージケアという新しい概念を提唱。

これまで数百種のスキンケア製品と美容医療を実体験しながら、
「肌悩みに寄り添う科学」をコンセプトに、習慣として続けられる本質的なケアを追求し、Chocobraを開発。
現在は、自社ブログ・note・SNSを通じて、毛穴ケアに関する考え方をわかりやすく発信しながら、ブランドの世界観づくりから商品設計までを一貫して手がけている。