ヘアオイルの付け方|量とつける位置の基準と、ベタつかないコツ

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洗い流さないヘアオイルは、量とつける位置を誤ると、翌朝のぺたんこ髪やベタつきにつながります。

同じオイルでも、髪の長さや乾かすタイミングによって、ちょうどよい付け方は変わってきます。

手のひらでの伸ばし方から、つけすぎた日の戻し方まで、順番に整理して確かめていきます。

髪の長さ別に、量とつける位置の基準をお伝えしながら、ベタつかない仕上がりを目指します。

ヘアオイルの付け方を決める4つの判断基準

つける前に押さえておきたい、量と位置を決めるための4つの基準とNG判定です。

1. 髪の長さに合わせた量の出発点を決める

判定:ショートは少なめ、ミディアムは中くらい、ロングは多めに、少量から足していくのが基本です。

ポンプの吐出量は製品ごとに異なるため、プッシュ数の目安はあくまで出発点として考えてください。

最初は控えめな量で手のひらに広げ、足りない部分だけ後から少しずつ足していくと失敗しにくくなります。

2. 髪の太さや広がりやすさで量を微調整する

判定:細くやわらかい髪は少なめ、太くて広がりやすい髪は、なじませる量をやや増やして調整します。

細い髪にたっぷりつけると重さが勝ち、根元からぺたんとして、ボリュームが落ちて見えがちです。

逆に広がりが目立つ髪は、少量では全体に行き渡らず、表面だけがパサついて見えることがあります。

3. 濡れた状態でつけるか乾いた後につけるかを選ぶ

判定:お風呂上がりの濡れ髪には、ドライヤー前の保護として、乾いた髪には仕上げのツヤ出しとして使い分けます。

濡れた髪はオイルがなじみやすい反面、水分が残ったまま多くつけると、乾いた後に重たく感じます。

朝のスタイリング時は、乾いた髪の表面と先端にだけ、ごく少量を重ねるのが扱いやすい使い方です。

4. 耳より下の位置から、手ぐしで伸ばす順番を守る

判定:つける位置は、髪の先端とそのすぐ上のなかほどが中心で、根元近くは最後に手に残った分だけです。

手のひらにオイルを広げてから、耳より下の髪を包み込むように、下から上へなじませていきます。

根元近くは皮脂が上がってくる場所なので、そこに足すと、時間がたつにつれ脂っぽく見えてしまいます。

❌【NG判定】頭頂部や根元にオイルを直接たらしてなじませる行為

判定:根元に直接つけると、洗っても落ちにくい重さが残り、ベタつきの原因になるため避けましょう。

手のひらを経由せずに、髪へ直接たらすと、一部分にだけ偏って、そこだけが濡れたように見えます。

たらしてしまった時は、こすらずティッシュで軽く押さえて余分を吸い取り、周囲の髪へそっとなじませてください。

オイルが髪の表面でどう働くかを知っておく

仕組みを知っておくと、量と位置の考え方が納得しやすくなります。髪の外側の様子から見ていきましょう。

髪の先端が乾きやすく、傷みやすい理由

髪は根元から先端に向かって、伸びてきた時間が長くなるため、先端ほど傷みが蓄積しやすい性質があります。

洗髪やブラッシング、ドライヤーの熱や摩擦を何度も受けた先端は、表面がざらついて水分も逃げやすくなります。

そのため、オイルは根元側ではなく、傷みが目立ちやすい先端側に重点的に使うのが理にかなっています。

オイルが髪の表面を覆って手触りを整える役割

洗い流さないオイルは、髪の表面に薄い油膜をつくって、すべりをよくする役割を担います。

すべりがよくなると、ブラシやドライヤーの風による摩擦が減り、からまりや引っかかりを感じにくくなります。

ただし、油膜はあくまで表面を覆うものなので、傷んだ髪そのものを元に戻すものではないと理解しておきましょう。

つけすぎると重く見えて汚れも付きやすくなる理由

必要以上に油分が乗ると、髪同士が束になり、ボリュームが落ちて、濡れたような印象になります。

さらに表面がベタついていると、空気中のほこりや、整髪料のにおいなども付着しやすくなります。

ほどよい量でとどめることが、ツヤ感と軽さを両立させるための、いちばんの近道となります。

ヘアオイルで陥りやすい3つの落とし穴

丁寧にケアしているつもりで、かえって仕上がりを重くしてしまう習慣を、順に見直します。

足りない気がして何度も重ねづけしてしまう

手触りが物足りないからと、継ぎ足しを繰り返すと、気づかないうちに合計量が大きく増えてしまいます。

『一度の量は少なめにとどめ、足すのは仕上がりを確かめてからにするのが鉄則』です。

乾いてから質感を確認すれば、足りない分だけを無理なく補え、重たい仕上がりを避けやすくなります。

手のひらで広げずに髪へ直接つける

急いでいる朝は、オイルを髪にそのままたらして、指で軽く触れるだけで済ませがちです。

『手のひらと指のあいだに薄く広げてから、髪を包んでなじませるのが鉄則』です。

薄くのばした状態で触れれば、全体に均一につき、一か所だけ濡れたように見える偏りも防げます。

前髪や顔まわりにも他の部分と同じ量を使う

顔に近い前髪やもみあげ付近は、皮脂や整髪料の影響を受けやすく、油分が重なりやすい場所です。

『前髪や顔まわりは、手に残ったわずかな分だけをなでる程度にとどめるのが鉄則』です。

多くつけてしまうと、数時間後に束になって、額や頬へ油分が移ったように感じることもあります。

ベタつかずにまとまる、ヘアオイルの実践4ステップ

夜のドライヤー前を想定した、髪の長さを問わず使える基本の手順です。

  1. ステップ1:タオルドライで水滴が垂れない程度まで水気を取る
    ごしごしこすらず、タオルで髪を挟むように押さえて、髪の先端側から水分を吸わせます。

  2. ステップ2:少なめの量を両手のひらに広げて薄くのばす
    ショートは少なめ、ロングは多めを目安に、手のひらと指のあいだ全体に透明になるまで広げます。

  3. ステップ3:髪の先端から、なかほどへ向けて、包み込むようになじませる
    耳より下の髪を手ぐしで梳くように通し、根元近くは避けて、残った分を表面にそっとなでつけます。

  4. ステップ4:目の粗いコームで軽く梳かしてから、ドライヤーで乾かす
    コームで全体に行き渡らせたら、根元から先に乾かし、先端は最後に軽く風を当てて仕上げます。

ヘアオイルの付け方に関するよくある質問

量と位置のほかに、多くの方が迷いやすいポイントを、分かりやすくまとめました。

Q1. ヘアオイルは朝と夜のどちらにつけるのが向いていますか?

夜はドライヤー前の保護として、朝は乾いた髪の仕上げとして使えるため、どちらも役割があります。

両方で使う場合は、朝の量を夜よりもさらに少なめにして、重ねすぎないようにしてください。

Q2. つけすぎてベタついてしまった時はどうすればいいですか?

まず乾いたタオルかティッシュで髪を軽く挟み、余分な油分をそっと押さえて吸い取ります。

それでも重い場合は、その日のうちにシャンプーで洗い流し、翌日からは量を半分ほどに減らして試してください。

Q3. ショートヘアの場合、手のひらにどのくらい出せばよいですか?

髪が短いほど、ほんの少量でも全体に行き渡るため、まずは手のひらにわずかに出す程度から始めてください。

足りなければ手のひらに戻して、少しずつ足し、全体の様子を確かめながら増やしていきます。

Q4. ロングヘアは何回かに分けてつけたほうがいいですか?

長い髪は一度に多く出すより、2回に分けて手のひらに広げ、先端、なかほどの順になじませるほうが偏りません。

1回目で先端をしっかり包み、2回目は残りの分で、なかほどから上を軽くなでるイメージです。

Q5. 日中に髪がパサついた時、オイルをつけ足してもいいですか?

手のひらにほんの少量だけ取り、表面をなでるように軽く整える程度であれば、つけ足しても構いません。

ただし、日中は皮脂や汚れも付着しているため、ごく少量にとどめて、根元近くには触れないようにしましょう。

Q6. 髪を乾かす前と乾かした後は、どちらにつけるのが基本ですか?

基本は、濡れた髪へのドライヤー前に少量、仕上げに乾いた髪の先端へ、ごく少量という二段構えです。

どちらか一方だけでも使えるため、まずは自分の髪が重くなりにくいタイミングを選んでください。

Q7. オイルのほかにミルクやバームを併用してもベタつきませんか?

複数のアイテムを重ねると、油分の合計が多くなるため、それぞれの量を控えめにする必要があります。

併用する場合は、軽い質感のものから先になじませて、オイルは最後に、先端へだけ足す順番にしましょう。

まとめ

ヘアオイルは、量の多さではなく、手のひらで薄く広げて先端側から重ねる、順番の丁寧さが仕上がりを左右します。

「少なめから足す」「先端となかほどが中心」「根元近くは手に残った分だけ」。この3つを守れば、ベタつかず、軽やかな髪を保ちやすくなります。

ちふゆのひとことメモ

昔の私も、髪がパサつくたびに「たっぷりつけたほうがしっとりする」と思い込み、根元にまでオイルを何プッシュもなじませて失敗しました。夜は満足していたのに、翌朝は根元がぺたんとして、前髪が束になり、出かける直前に洗面所で慌てて洗い直す羽目になった苦い経験があります。

それ以来、手のひらでしっかり広げて、先端から半分ほどの位置までにしか使わなくなったところ、朝の根元のぺたんこ感がなくなりました。つけすぎて重くなる原因は、量よりも位置だったと、自分の失敗で身をもって知ったのです。

ヘアケアは足し算になりがちですが、少なく始めて様子を見るくらいが、ちょうどよい距離感だと思います。今日は、いつもの半分の量から試してみてくださいね。

Chocobraからの提案

ここまでは髪のケアのお話でしたが、髪のお手入れとは別に、顔の小鼻まわりの毛穴ケアをしたい日の提案です。

肌荒れや赤みが落ち着いた後の週1のスペシャルケアとして、お風呂で髪を洗い終えたあとの温まった時間に取り入れる流れが、小鼻のお手入れにも向いています。

髪に使うオイルとは使う部位も目的も異なるため、顔まわりのアイテムは、髪用と混ざらないように分けて準備しておくと安心です。

じんわりと温もりを伝える温感マッサージジェルで小鼻まわりをほぐし、小鼻専用シリコンブラシで凹凸に沿って汚れを穏やかにオフし、ビタミンC誘導体美容液(セラミド・果実エキス配合)でお手入れ後の肌をいたわります。

髪は少なめの量でなめらかに、小鼻は週1の穏やかなケアでなめらかに。部位ごとに、無理のない手入れを積み重ねていきましょう。

毛穴の目立たない清潔感のある肌へ。
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この記事を書いた人

Chifuyu Satoのアバター Chifuyu Sato Chocobraラボ研究員

元・大手化粧品メーカーの研究員。美容成分の研究にも携わり、成分知識に精通。
自身の毛穴悩みをきっかけに、成分設計と皮膚科学の知見をもとに「角栓を構造から捉えなおす」独自の毛穴ケア理論を構築。
皮脂の酸化と角栓の層構造に注目し、“動かして流れを整える”毛穴マッサージケアという新しい概念を提唱。

これまで数百種のスキンケア製品と美容医療を実体験しながら、
「肌悩みに寄り添う科学」をコンセプトに、習慣として続けられる本質的なケアを追求し、Chocobraを開発。
現在は、自社ブログ・note・SNSを通じて、毛穴ケアに関する考え方をわかりやすく発信しながら、ブランドの世界観づくりから商品設計までを一貫して手がけている。