「レチノールは化粧水の前?後?クリームとはどっちが先?」
セラムを手にしたものの、いつもの化粧水や乳液との並べ方が分からず手が止まる人は意外と多いものです。夜の肌は昼より繊細なので、なおさら迷いが出ます。
実は、順番に迷って何種類も重ねてしまうほど、夜の肌は負担を抱えやすくなります。
今夜は「洗顔→化粧水→セラム少量→保湿クリーム」の4工程に絞り、ほかの美容液は一度お休みさせましょう。
【夜のルーティン別】レチノールインテンスセラムを入れる順番早見表
使う順番は、普段のお手入れの数によって変わります。タイプ別に迷いどころを整理しました。夜専用であることを前提に読み進めてください。
基本型:洗顔→化粧水→セラム→クリーム
水分を与える化粧水を先に、油分で包むクリームを最後に置くのが一般的な流れです。セラムは化粧水とクリームのあいだに入れます。
順番はお手入れの基本に沿って、化粧水のあとが目安と考えてください。
洗顔から保湿までは、間をあけすぎないのがコツです。時間をあけすぎると、せっかく整えた肌の水分が逃げてしまいます。
おすすめの人:普段のお手入れが化粧水と乳液だけのシンプル派。
乳液も使う型:乳液はセラムのあとに回す
乳液を使う習慣がある場合は、セラムを先にして乳液でふたをする並びにします。
クリームと乳液を両方重ねると肌が重くなるので、慣らし期間はどちらか一つに絞ると安心です。
ベタつきを感じやすい方は、乳液を少なめにして、肌の状態を見ながら足し引きしてください。
乾燥が気になる夜:化粧水を2回に分けてからセラム
つっぱりを感じる夜は、化粧水を2回に分けてハンドプレスし、しっとり感を整えてからセラムへ進みます。
少量のセラムを薄く広げ、仕上げのクリームを少し厚めにする日があっても構いません。
ただし、セラムそのものを増やして乾燥をカバーしようとするのは逆効果です。足すのは保湿だけにしましょう。
翌朝の順番:洗顔→保湿→日焼け止め
朝はセラムを使わず、洗顔後に化粧水とクリーム、最後に日焼け止めを塗ります。
SOME BY MIでも朝日が当たる時間帯の使用は避けるよう案内されています。朝の順番はシンプルが一番です。
日焼け止めはお出かけの支度の早い段階で塗り終えておくと、メイクとのなじみもよくなります。
【NG】セラムを最初に塗って、そのあとで化粧水を重ねる
洗顔直後の乾いた肌にセラムだけを先に置くと、使い心地が安定しにくくなります。
慣らし期間は特に、保湿を先に整えてから少量を重ねる順番を守りましょう。順番を逆にした日は、翌朝の肌の様子をいつもより丁寧に確認してください。
お手入れの「層」を台所のレイヤーで考える
順番の話は、どの製品を先に使うか暗記するより、役割で並べて考えるほうが長続きします。
お鍋の下ごしらえは、水からそろえる
料理でも、先に水加減を整えてから味を足し、最後にふたをしますよね。
肌の夜のお手入れも同じ考え方で、うるおいを足してから気になる成分を足し、仕上げに保湿で包みます。
この順序を頭に入れておけば、新しい製品を足すときも「どの層に入れるか」で迷わずに済みます。
化粧水の役割と、セラムの役割はちがう
化粧水は肌の表面にうるおいを与える役割、セラムはそのうえで気になるエイジングケアを担う役割です。
このセラムは、レチノール、ナイアシンアミド、バクチオールを組み合わせた処方とされています。化粧水の代わりにはなりません。うるおいを与える工程は、化粧水に任せましょう。
クリームは最後にふたをする
SOME BY MIの使い方では、保湿ケアとあわせて少量を使うことが案内されています。クリームは肌の水分を逃がしにくくする最後のひと手間です。
ただし、塗りすぎは重さにつながります。顔全体にうすくのばす程度にとどめましょう。手のひらに残った分を首へ回せば、無駄なく使えます。
順番でやりがちな3つの落とし穴
順番を迷って自己流に走ると、せっかくの慣らしがうまく進みません。ありがちな場面を3つ挙げます。
美容液を何種類も同じ夜に重ねていませんか
いつものビタミンC美容液、角質ケア美容液、そしてレチノールと、ぜんぶ同じ夜に重ねる場面です。
成分が増えるほど、どれが肌に合わなかったのか見分けにくくなります。
結果として刺激の原因探しに時間がかかり、使い続けること自体がつらくなります。
慣らし期間中は、セラムは1本だけにして、ほかは保湿中心にしておきましょう。ビタミンC美容液を使いたい場合は、朝に回す方法があります。
ピーリングやスクラブの直後に塗っていませんか
角質ケアで肌がつるんとした日に、すぐレチノールを足してしまう場面です。
洗顔やスクラブのあとの肌は、いつもよりデリケートな状態になっています。
その直後に塗ると、ヒリつきや赤みを感じやすくなってしまいます。
角質ケアの日とレチノールの夜は日を分けて、同じ夜には重ねないようにします。角質ケアをした夜は、保湿だけで休ませる日にしてあげてください。
順番どおりなのに量が多すぎませんか
順番は合っていても、量が多ければ肌は負担を感じます。
SOME BY MIの使い方でも、最初は「少量」を保湿ケアと一緒に使うとされています。
多く塗れば早く実感できるわけではなく、むしろ乾燥とつっぱりで続けにくくなるでしょう。
手の甲で量を確かめ、顔全体を薄くおおえる分だけにしましょう。足りないと感じる日があっても、ひとまず追加はしないでください。
順番どおりに進める夜の4ステップ
ここでは、洗顔から就寝までを時系列で並べました。慣れるまでは、手順をスマホのメモに書き出して見ながら進めると安心です。
-
ぬるま湯で洗顔し、水分をやさしく押さえる
タオルをこすらず肌に当てて水気を取り、間をあけずに次の工程へ進みます。髪が顔にかかる場合はクリップでまとめ、生え際までていねいに洗います。洗顔料は泡で包むように洗い、すすぎ残しがないよう、ていねいに流してください。
-
化粧水を両手で包み、頬から顔全体へ押さえてなじませる
頬から額、あごへと広げ、肌がしっとりしたら次へ。足りない日は2回に分けます。1回目は頬、2回目は顔全体と、場所を分けて塗るとムラになりません。
-
レチノールセラムを少量、顔の内側から外へのばす
目の周辺は避け、頬・額・あごに点置きします。手のひら全体で面を押さえるようにしてください。指でこすって広げると摩擦になるため避けます。
-
保湿クリームで仕上げて、そのまま眠りにつく
手に残ったクリームは首にも。就寝前に枕カバーが清潔かも確認しておくと安心です。
順番に関するQ&A
順番まわりでよく出る疑問に、8つ答えます。
Q1. 化粧水の前に塗ったほうがよいですか?
化粧水の前ではなく、化粧水のあとが目安で、慣らし期間は特に、保湿を先に整えるのがおすすめです。
Q2. 乳液とクリームはどちらを使う?
どちらか一つで足ります。乾燥しやすい方はクリーム、ベタつきが気になる方は乳液を選び、慣らし期間は重ねすぎないでください。
Q3. 朝のお手入れで使う順番は?
朝は使いません。夜のみ使用し、朝は洗顔後に保湿と日焼け止めだけにしましょう。
Q4. ビタミンC美容液と同じ夜に使えますか?
併用の可否は製品の表示も確かめましょう。慣らし期間は同じ夜に重ねず、朝にビタミンC、夜にレチノールと分けると肌の状態を把握しやすくなります。
Q5. 塗ってから何分あけて次を重ねますか?
待つ長さは肌の様子で判断します。焦って次を重ねると、肌の上でヨレて摩擦の原因になるため、少し待つ余裕を持ちましょう。表面のベタつきが落ち着いて、手で触れても指に残らない程度が目安です。
Q6. ヒリつきを感じたら順番を変えるべき?
順番ではなく、頻度と量を見直します。使用を控え、落ち着くまで様子を見て、長引くときは皮膚科で相談してください。
Q7. 首やデコルテにも同じ順番でいいですか?
顔に使ったあとの手に残った分をなじませる程度にしましょう。顔以外への使用は製品の表示に従い、皮膚が薄い部位に新たにセラムを足すのは控えます。
Q8. 順番を間違えて塗ってしまったら?
その日は慌てて洗い流す必要はありません。翌朝の肌の様子を確認し、赤みやつっぱりがあれば使用を控えて保湿を中心に過ごしましょう。
まとめ:順番は「保湿→少量のセラム→クリーム」
化粧水で整えてから少量のセラム、最後にクリームでふたをする、この流れが基本の目安です。
夜専用であること、重ねる製品を増やしすぎないことの2点を守れば、順番の迷いは大きく減ります。
🌱 ちふゆのひとことメモ
昔の私は、美容液を3本いっぺんに重ねたうえで、レチノールを一番上に塗り、翌朝は目の下が赤くなってメイクがのりませんでした。
そこで夜の工程をひとつずつ引き算して、化粧水とセラムとクリームだけにしてみたところ、肌の落ち着かない日がなくなりました。足し算より、引き算のほうが肌は喜ぶのだと気づきました。
読者のみなさんも、棚から数本だけ選んで、今夜はシンプルに試してみてくださいね。
🛁 Chocobraからの提案
レチノールの夜に肌が落ち着いている日が続いてから、お休みの日の入浴時に、摩擦を避けた小鼻の週1回ケアを足してみませんか。
🧴 高粘度温感ジェルで、シャワーで顔が温まったタイミングに小鼻の角栓まわりをなじませ
🪥 しなやかなシリコンブラシで、ごく軽い圧で左右に数回、小鼻の凹凸をとらえ
💧 ビタミンC誘導体美容液で、ケアの終わりに小鼻周辺のキメを整えます。
セラムを塗る夜とは別の日に行い、お手入れの数を増やしすぎない設計にしましょう。


