乾燥さんクレンジングの落とし穴!潤いを守る正しい使い方と選び方

乾燥さんバーム、正しく落とすには?

クレンジングのあとに肌がつっぱるのが怖くて、乾燥さんのクレンジングを選ぶ方が増えています。

けれど、保湿力が高いぶん、使い方を間違えると、すすぎ残しやメイク残りが気になることもあります。

実は、乾燥さんの薬用クレンジングバームは、乾いた手と顔で使い、水かぬるま湯でよく洗い流す設計です。

今日からの一手は、専用スパチュラ山盛り1杯を乾いた肌になじませ、ぬるま湯でぬるつきが消えるまで流すことです。

乾燥さんクレンジングバームを使いこなす5つの安心チェック

🔵 ① 医薬部外品の薬用クレンジングバーム(80g)

乾燥さんのクレンジングは、薬用保湿力クレンジングバームと、薬用保湿力泡クレンジングの2種類です。バームは80gで、価格は税込2,200円です。有効成分はグリチルレチン酸ステアリルとニコチン酸アミドで、医薬部外品に分類されています。

🔵 ② ワセリン・アミノ酸・セラミドの保湿成分を配合

保湿成分として、ワセリン、15種類のアミノ酸複合体、3種類のセラミドが配合されています。メイクを落としながら、洗い上がりのつっぱり感を和らげたい乾燥肌の方が選びやすい処方です。

🔵 ③ 体温でとろけるバームと専用スパチュラ

とろりとしたバームが体温でなじんでとろける感触です。容器には専用スパチュラが付属します。公式の使い方は、乾いた顔と手に、スパチュラ山盛り1杯程度を取る方法です。

🔵 ④ W洗顔不要で、洗いすぎを避けやすい

クレンジングのあとに洗顔料を重ねない前提の設計です。パラベン、タール色素、合成香料、アルコールを使っていない点も、敏感に傾きやすい時期の選びやすさにつながります。

🔴 ⑤ 【注意】濡れた手や顔での使用、すすぎの切り上げ

公式の使い方は、顔や手が乾いた状態でなじませる方法です。濡れた状態で使うとなじみ方が変わるため、メイク残りの原因になります。洗い流す時は、ぬるつきが消えるまで続けてください。

バームタイプのクレンジングが肌に働くしくみ

バームは、洗うというより「メイクの油分をなじませて浮かせてから流す」ための道具です。その特徴を順に見ていきます。

油となじませてメイクを浮かせるクッション役

ファンデーションや日焼け止めには、水だけでは流れにくい油性の成分が含まれています。油は油となじむため、バームをなじませるとメイクがゆるみます。

たとえるなら、フライパンについた油汚れをキッチンペーパーでなでてから洗うようなものです。いきなり水で流すより、先に油となじませたほうがすっきり落ちます。

指と肌のあいだに、バームの厚みがクッションとして入るため、摩擦も抑えやすくなります。量をケチると、このクッションがなくなってしまいます。

洗い流す工程が仕上がりを決める

バームは、メイクとなじんだあとに水またはぬるま湯で洗い流すところまでが一連の使い方です。ここを急ぐと、メイクの浮き残りや油膜感の原因になります。

洗顔後に肌がつっぱる時は、水分だけでなく、肌の表面にある皮脂や角層のうるおい成分まで落としてしまっていることがあります。W洗顔をしない設計は、洗う回数を減らして肌の負担を減らす考え方です。

すすぎは、手のひらにぬるま湯をためて顔に当てる方法がおすすめです。シャワーを顔に直接当てると、水圧で刺激になることがあります。

保湿成分は「洗う前後の乾燥を和らげる」ための脇役

ワセリンやセラミド、アミノ酸といった保湿成分は、洗う工程の中でも、肌表面のうるおいを保つ助けになります。クレンジング剤に保湿成分が入っていても、洗い流される分があるため、洗顔後の保湿ケアは別に必要です。

たとえるなら、雨の日に傘をさしても、足元は少し濡れるのと同じです。クレンジングの保湿はあくまで、乾燥しやすい洗う時間の負担を軽くするためのものです。

洗顔後は、タオルで水気を押さえたら、時間を置かずに化粧水や乳液で水分と油分を補う流れが基本になります。

乾燥さんクレンジングで陥りがちな3大落とし穴

優しい使い心地だからこそ、自己流になりやすいところがあります。バームの使い方で特に見直したい3つの場面を挙げます。

落とし穴1:すすぎを早めに切り上げてしまう

「うるおいを残したい」と、すすぎの回数を減らしていませんか。

バームの油分やメイクの浮き残りが肌に残ると、ぬるつきやくすみ感、毛穴のつまりが気になる原因になることがあります。保湿成分を残すために、すすぎを減らす必要はありません。

『ぬるま湯でぬるつきが消えるまで丁寧にすすぎ洗浄するのが鉄則』です。

落とし穴2:濃いポイントメイクまで一度に落とそうとする

ウォータープルーフのマスカラやアイライナーを、全顔用のクレンジングで一気に落とそうとしていませんか。

目元の皮膚は薄いため、強くこすると負担になります。専用のポイントメイクリムーバーで先に落としてから、全顔にバームを使うほうが、肌への負担が少なくなります。

バームの商品説明では、まつ毛エクステ対応の記載を確認できません。エクステをしている方は、製品の表示を確認してください。

落とし穴3:角栓を取ろうと長時間なじませ続ける

鼻まわりのザラつきが気になって、バームを乗せたまま何分もこすっていませんか。

長くこすっても角栓が取れるわけではなく、摩擦で赤みや乾燥が出ることがあります。メイクとなじんだら、そこで洗い流して終わりにするほうが、肌には優しい使い方です。

角栓は1回のクレンジングで落とそうとせず、日々のメイク落としと、別の週1回のお手入れを分けて考えるのが現実的です。

肌をいたわる実践クレンジング4ステップ

乾燥さんのクレンジングバームを、公式の使い方に沿って使う流れです。

  1. 乾いた手と顔に、専用スパチュラで山盛り1杯を取る
    手や顔が濡れていないことを確認してから、スパチュラで山盛り1杯程度を手に取ります。量が少なすぎるとクッションがなくなるため、惜しまず使います。
  2. 手のひらで軽く温めて、なめらかにほぐす
    両手を合わせて数秒温め、バームを手のひらでとろりとやわらかくします。肌に乗せた時に引っかからず、指がすべりやすくなります。
  3. 顔全体にマッサージするようになじませる
    Tゾーンから頬、フェイスラインへ広げ、指の腹で力を入れずにすべらせます。メイクとなじんだと感じたら、すぐ次のすすぎに進みます。
  4. 水かぬるま湯で、ぬるつきが消えるまで流す
    手ですくったぬるま湯を顔に当てるようにして、生え際やフェイスラインまで丁寧にすすぎます。熱いお湯は乾燥につながるため避けます。

なお、小鼻に詰まった角栓が気になる方は、毎日のメイク落としとは別に、角栓と小鼻の黒ずみを整える5ステップの手順に、週ごとのお手入れの流れをまとめています。

乾燥さんクレンジングに関するよくある質問

Q1. 乾燥さんのクレンジングには、バームとオイルの2種類がありますか?
公式に確認できるのは、薬用保湿力クレンジングバーム(80g)と、薬用保湿力泡クレンジング(120mL)の2種類です。オイルタイプはラインナップに確認できません。

Q2. オイリー肌やニキビ肌が使っても大丈夫ですか?
バームには有効成分が配合されていますが、油分のあるテクスチャーです。ベタつきが気になる方は、泡タイプのほうが軽く感じる場合もあります。肌に合うか、少量から試してください。

Q3. まつ毛エクステをつけたまま乾燥さんのバームを使えますか?
公式情報では、まつ毛エクステ対応の記載を確認できません。ご使用中のエクステの種類によって異なるため、製品の表示やメーカーにご確認ください。

Q4. 朝の洗顔の代わりにバームで済ませても大丈夫ですか?
W洗顔不要はメイク落としのあとの使い方についての案内です。朝の洗顔の代わりにする使い方は、公式の案内を確認できません。朝は水またはぬるま湯で洗う方法もあります。

Q5. 洗い上がりが少しペタつくのは、汚れが落ちていないからですか?
保湿成分が肌に残っている感触の場合もあります。気になる時は、ぬるま湯のすすぎ回数を増やし、生え際までしっかり流してください。

Q6. 小鼻の頑固な角栓も、これだけで落ちますか?
日々のメイク落としとしては頼れますが、固まった角栓は、メイク落としだけでは取れにくいことがあります。無理にこすらず、別の週1回のお手入れを組み合わせてください。

まとめ

乾燥さんのクレンジングバームは、ワセリンやセラミド、アミノ酸を配合した医薬部外品で、W洗顔不要の設計です。メイク落としと洗いすぎを、同時に見直したい方に向いています。

乾いた手と顔で使うこと、すすぎを丁寧にすること、この2点を守るだけで、洗い上がりの心地よさは変わります。

🌱 ちふゆのひとことメモ

昔の私は、メイクを落とすたびに肌がつっぱるのが怖くて、バームを手にほんの少ししか取らず、顔の上でゴシゴシ引きずるようにして落としていました。

でも、量をたっぷり取ってクッションを作り、メイクとなじんだらすぐにぬるま湯で流すようにしたら、洗い上がりのつっぱり感が気になりにくくなりました。落としすぎないことと、残さないことの両立が大切だと気づいたんです。

毎日のメイク落としは、肌と向き合う最初の時間です。少しだけ丁寧にするだけで、お風呂上がりの気分も変わりますよ。

🛁 Chocobraからの提案

※日々のクレンジングで肌の乾燥やつっぱり感が落ち着き、素肌のコンディションが整ってから、毛穴の頑固な酸化皮脂を定期的にリセットする週末のお手入れを取り入れてみてください。

心地よいぬくもりの温感ジェルが硬くなった角層をじんわりほぐして小鼻の詰まりをゆるめ、
しなやかなシリコンブラシが指圧に頼ることなく毛穴の凹凸に寄り添って不要な角栓を軽やかに浮かせ、
ビタミンC誘導体美容液が洗い流した後のまっさらな肌をキュッと引き締めます。

毎日のうるおいクレンジングに週1回の小鼻集中ケアを連動させ、毛穴の目立たない透明感あふれる素肌をキープしましょう。

毛穴の目立たない清潔感のある肌へ。
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この記事を書いた人

Chifuyu Satoのアバター Chifuyu Sato Chocobraラボ研究員

元・大手化粧品メーカーの研究員。美容成分の研究にも携わり、成分知識に精通。
自身の毛穴悩みをきっかけに、成分設計と皮膚科学の知見をもとに「角栓を構造から捉えなおす」独自の毛穴ケア理論を構築。
皮脂の酸化と角栓の層構造に注目し、“動かして流れを整える”毛穴マッサージケアという新しい概念を提唱。

これまで数百種のスキンケア製品と美容医療を実体験しながら、
「肌悩みに寄り添う科学」をコンセプトに、習慣として続けられる本質的なケアを追求し、Chocobraを開発。
現在は、自社ブログ・note・SNSを通じて、毛穴ケアに関する考え方をわかりやすく発信しながら、ブランドの世界観づくりから商品設計までを一貫して手がけている。