シャネルのチークの選び方とシリーズ別特徴・立体ツヤ頬の塗り方

チークの色選びと塗り方。肌なじみの色と質感を選び、頬の高い位置から少量ずつ広げて輪郭をぼかす。

シャネルのチークに憧れがあるものの、種類や色が多くてどれを選べばいいか迷っていませんか?

上品な発色が魅力のデパコスチークですが、乗せる位置やブラシの使い方を間違えると赤みが浮いたり毛穴が目立ったりしがちです。

実はシリーズごとの質感の違いと骨格に沿った乗せ方を知るだけで、自然な血色感を作れます。

シャネルのチークの選び方と、自然で立体的なツヤ頬に仕上げる塗り方手順を解説します。

シャネルのチークの選び方と塗り方の結論

結論①:定番パウダー「ジュ コントゥラスト」と濡れツヤ系を使い分ける

立体感を出したいならジュ コントゥラストを選び、みずみずしい光沢を添えたいならボーム エサンシエルやクリーム系チークを選ぶのが基本です。

結論②:ローズ・コーラル・ベージュの3系統から肌トーンに合う色を選ぶ

透明感を引き立てたいなら青みを含んだローズ系、華やかな印象にしたいならコーラル系、骨格を引き締めたいならローズウッドやベージュ系が向いています。

結論③:大きなチークブラシに粉を含ませ、手の甲で馴染ませてから乗せる

パウダーチークは粒子が細かいため、毛足の長いブラシに含ませて手の甲で量を均一に整えることで、薄膜のグラデーションが作れます。

結論④:黒目の下と小鼻の脇を結ぶ「頬骨の少し上」からこめかみへぼかす

低い位置や小鼻のすぐ横に濃く入れると下膨れに見えやすいため、頬骨の一番高い位置を起点に斜め上へ引き上げるように広げるのがコツです。

NG行動:リキッドファンデのペタつきが残る頬へ直接パウダーを乗せる

頬にファンデーションの油分が残ったままパウダーチークを乗せると、油分と粉が結びついてムラになり、毛穴落ちしやすくなります。

シャネルのチークが上品に発色する理由と処方の仕組み

すりガラス越しに柔らかな朝の光が差し込むような発色構造

シャネルのチークが持つ気品は、薄いシルクのカーテンやすりガラス越しに差し込む朝の柔らかな光を思い浮かべると分かりやすくなります。強いライトを直接当てると影が濃く出ますが、薄い布を通した光は空間をふんわりと照らし出します。

一般的な高発色チークが「色の膜を貼る」ものだとすれば、シャネルのパウダーチークは素肌の透け感を残したまま、光と血色のベールを重ねる設計です。重ね塗りしても厚塗り感が出にくく、素肌が自然に紅潮しているような表情を演出します。

きめ細かな粉質と微粒子パールが立体感を生む

ロングセラーの「ジュ コントゥラスト」などのパウダーチークは、きめ細かな粉質が特徴です。肌に溶け込むように広がり、ほのかな香りが彩りを添えます。

また、光を反射する微細なパールピグメントがブレンドされており、頬の高い位置に自然なツヤのハイライト効果が生まれます。うるおい成分を配合した「リップ&チーク ボーム N°1 ドゥ シャネル」なら、乾燥しやすい頬に潤いを与えながら血色をキープできます。

「フェイスパウダーでの土台作り」と「楕円ブレンディング」の2段階設計

繊細なピグメントの美しさを引き出す鍵は、塗る前の「サラサラな土台作り」と、骨格に沿った「2段階のぼかし」にあります。どれほど粒子が細かいチークでも、土台の肌が湿っていてはブラシの先端が引っかかってしまいます。

まずは頬に薄くルースパウダーを纏わせてブラシが滑る表面を作ります。そのうえで、1段階目として頬骨の高い位置へ色を置き、2段階目としてブラシに残った粉で輪郭をぼかすことで、境目のないツヤ頬が完成します。

シャネルのチークで失敗しないための3つの鉄則

毛穴が気になる頬には「微細サテンパール」または「マット寄り」を選ぶ

ツヤ感のあるチークに憧れて大粒のパールやラメが入ったカラーを選ぶと、頬の開き毛穴や凹凸に光が集まり、かえってキメが粗く見えてしまうことがあります。

とくに小鼻の横から頬の中央にかけて毛穴が気になりやすい方は、パールの粒感が見えないほど繊細なサテン質感のカラーを選びましょう。

落ち着いたローズ系やピーチベージュ系の微細パール処方なら、毛穴の影を光で飛ばしながら上品なハリ感を与えてくれます。ツヤを足したいときは、目尻の下にだけボーム エサンシエルを少し添えるのが賢い使い分けです。

『頬の毛穴が気になるときは、大粒ラメを避けて繊細なサテン質感のチークを選ぶのが鉄則』

付属ブラシは「お直し用」と割り切り、朝は大きめのチークブラシを使う

ジュ コントゥラストなどのコンパクトには付属のブラシがあり、持ち運びには便利です。しかし朝のメイクで仕上げるには、付属の小さなブラシだと一度に色が乗る範囲が狭く、ムラになりやすい側面があります。

自宅でメイクをする際は、毛量が多くて毛足が長い大きめのチークブラシを用意しましょう。

大きなブラシに粉を含ませ、手の甲で馴染ませてから頬へ乗せると、一筆でふんわりと広い範囲にグラデーションが広がります。付属ブラシは外出先で血色を足すお直し用として活用すると失敗がありません。

『朝のメイクでは毛足の長い大きめブラシを使い、手の甲で粉を馴染ませてから塗るのが鉄則』

小鼻より下には広げず、耳の上へ向かって斜めに引き上げる

チークを入れる位置が1cm下がるだけで、顔全体の重心が下がって見え、疲れた印象を与えてしまうことがあります。笑顔を作ったときに盛り上がる頬の真ん中に丸く入れすぎると、真顔に戻ったときにチークの位置が小鼻より下へ落ちてしまいます。

鏡をまっすぐ見て真顔の状態で、黒目の外側の下と小鼻の脇が交わるあたりからスタートし、耳の上へ向かって斜め上へ楕円形にぼかしていきましょう。

小鼻の横には指1本分の余白を空け、小鼻の水平ラインより下には色を広げないように意識すると、引き上がった立体的な横顔に仕上がります。

『チークは小鼻の水平ラインより下へ広げず、頬骨に沿って斜め上へ引き上げるのが鉄則』

シャネルのチークで上品な血色感を作る4ステップ

  1. ステップ1:頬の油分を抑え、少量のフェイスパウダーで表面をサラサラに整える
    ファンデを塗った後、スポンジで頬の油分を押さえます。ブラシにごく少量のフェイスパウダーを取り、頬骨の周りをサッと撫でてブラシが滑らかに動く土台を作ります。
  2. ステップ2:大きめのチークブラシに粉を取り、手の甲でクルクルと量を均一にする
    チークの表面をブラシでなぞったら、手の甲の上で円を描くようにブラシを動かします。余分な粉を落とし、ブラシ全体へ均一にピグメントを含ませます。
  3. ステップ3:黒目の外側からこめかみに向かって、楕円を描くようにふんわり乗せる
    正面の顔を確認しながら、黒目の外側の下(頬骨の高い場所)にブラシを置き、耳の上へ向かって斜め上に2〜3回すべらせます。力を入れず軽いタッチで色を重ねます。
  4. ステップ4:何もついていないブラシでチークの輪郭をなぞり、肌と一体化させる
    色が入ったら、清潔なフェイスブラシでチークの外側の境目を優しくなぞります。最後にブラシに残った粉を鼻先やあご先に少し添えると、顔全体の血色感に統一感が生まれます。

シャネルのチークに関するよくある質問(Q&A)

Q1. 「チャネル チーク」と検索されることが多い定番シリーズはどれですか?

英語綴りの「CHANEL」から「チャネル チーク」と検索されることもありますが、ブランド名はシャネルです。定番パウダーはドーム型の「ジュ コントゥラスト」、バームなら「リップ&チーク ボーム N°1 ドゥ シャネル」、スティックなら「ボーム エサンシエル」が人気です。

Q2. ジュ コントゥラストが硬くてブラシに粉がつきにくいときの対処法は?

表面がしっかり固められているため、ブラシに粉がつきにくく感じることがあります。コシのあるブラシで表面をなぞるか、皮脂で固まっている場合はテープで表面の油膜を取り除いてから使ってみてください。

Q3. クリームタイプの「リップ&チーク ボーム」はどの順番で塗りますか?

バームタイプのチークは、リキッドファンデーションの後・フェイスパウダーの前、またはパウダーを薄く塗った後に仕込むのがおすすめです。薬指にバームを取って手の甲で量を調整し、頬骨の上へポンポンと叩き込むと綺麗に発色します。

Q4. 夕方になるとチークの色が消えてしまうのはなぜですか?

擦れでパウダーチークが落ちる場合は「仕込みチーク」が有効です。ベースメイクの段階でクリームチークを薄く仕込み、上からフェイスパウダーを軽く重ね、最後にジュ コントゥラストを重ねると色持ちが良くなります。

Q5. チークを濃く塗りすぎてしまったとき、どうやって直せばいいですか?

手で擦るとファンデまで剥がれます。清潔なスポンジで頬を優しく叩いて色を落ち着かせ、上からフェイスパウダーを含ませたブラシでベールを重ねると馴染みます。

Q6. チークの香りは肌に塗ったあとも強く残りますか?

ジュ コントゥラストはほのかな香りがあるとされていますが、感じ方には個人差があります。香りが気になる方は、購入前に店頭で試してみてください。

まとめ:サラサラの土台と大きめブラシで品格のあるツヤ頬へ

シャネルのチークは、「印象に合わせてパウダーとバームの質感を選ぶこと」と、「フェイスパウダーで整えた頬へ大きめブラシで斜め上にぼかすこと」を意識するだけで、洗練された血色感を手に入れられます。お気に入りの1色を見つけてみてくださいね。

🌱 ちふゆのひとことメモ

昔の私は、念願だったシャネルのジュ コントゥラストを手に入れたうれしさで、付属の小さなブラシに粉を取って頬の真ん中へ丸く塗ってしまい、そこだけ赤く浮いてしまう失敗をしていました。

デパコスのチークは難しいと悩んでいましたが、フェイスパウダーで頬をサラサラにしておき、大きめのブラシで手の甲に馴染ませてから頬骨へふわっと乗せるようにしたところ、自然で上品なツヤ頬に変わりました。

ブラシのサイズと乗せる前のひと手間を変えるだけで、鏡を見るのが楽しくなるので、ぜひ手の甲での調整から試してみてくださいね。

🛁 Chocobraからの提案

繊細なパールが輝くチークを発色させるには、頬や小鼻まわりの素肌がなめらかに整っていることも大切です。メイクを落としたあとのバスタイムで、肌状態に合わせて小鼻や頬の毛穴ケアを取り入れてみませんか。

  • ステップ1(温感ジェルでゆるめる):ほどよい温感のジェルを小鼻や頬へ広げ、毛穴に残った皮脂汚れをじんわりとゆるめます。
  • ステップ2(専用設計のシリコンブラシで動かす):しなやかなシリコンブラシを肌に添え、圧をかけずに優しく動かして汚れを浮かせます。
  • ステップ3(ビタミンC誘導体美容液でうるおす):洗い流した後の素肌へビタミンC誘導体配合の美容液をなじませ、キュッとキメを整えます。

土台となる頬のキメが整うことで、翌朝のチークの粉乗りやツヤの透明感も引き立ちますよ。

毛穴の目立たない清潔感のある肌へ。
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この記事を書いた人

Chifuyu Satoのアバター Chifuyu Sato Chocobraラボ研究員

元・大手化粧品メーカーの研究員。美容成分の研究にも携わり、成分知識に精通。
自身の毛穴悩みをきっかけに、成分設計と皮膚科学の知見をもとに「角栓を構造から捉えなおす」独自の毛穴ケア理論を構築。
皮脂の酸化と角栓の層構造に注目し、“動かして流れを整える”毛穴マッサージケアという新しい概念を提唱。

これまで数百種のスキンケア製品と美容医療を実体験しながら、
「肌悩みに寄り添う科学」をコンセプトに、習慣として続けられる本質的なケアを追求し、Chocobraを開発。
現在は、自社ブログ・note・SNSを通じて、毛穴ケアに関する考え方をわかりやすく発信しながら、ブランドの世界観づくりから商品設計までを一貫して手がけている。