スイサイ ビューティクリア ゴールド クレンジングバターはどう使う?黒い点と翌朝のテカリを混同しない判断

スイサイのゴールドクレンジングバターをメイク・皮脂を落とす工程と黒点・ざらつき・翌朝の状態に分ける判断ボード

スイサイのゴールドクレンジングバターを使い始めたけれど、黒ずみが本当に落ちているのか、朝のテカリと混同していないか気になっていませんか。

このバームは固形のまま顔に乗せるものではなく、手のひらの体温でオイル状に溶かしてから使う設計です。

すすぎの前にぬるま水を少量なじませて白く乳化させる工程を飛ばすと、油分が毛穴に残ってかえってテカリや吹き出物の原因になります。

溶かして乳化させてから洗い流すという二段階を守れば、市販のクレンジングバターでも毛穴の黒ずみと朝のテカリを別々に整えられます。

📋 あなたの肌タイプは?選び方診断

クレンジングバターの使い方は、肌の状態によって力の入れどころが変わります。いまの小鼻や頬の状態に近いものを選んでください。

🥑 ① 小鼻の黒いポツポツが気になる角栓タイプ

触るとザラつきがあり、鼻のわきに黒い点が集まっているタイプです。
バームを乾いた手のひらで溶かし、小鼻を中心に30秒ほど円を描くようになじませてから乳化させると、酸化した角栓がゆるみやすくなります。

黒い点の正体は皮脂が空気に触れて酸化した状態で、こすり落とそうとするほど周囲の皮膚が硬くなって逆効果になりやすいタイプでもあります。時間をかけてオイルとなじませ、化学的にゆるめる意識を持つと変化を感じやすくなります。

💧 ② 夕方になると顔全体がテカる皮脂タイプ

朝はさらっとしているのに、夕方になるとTゾーンがべたつくタイプです。
乳化をしっかり行い、すすぎ残しをなくすことが最優先です。乳化が甘いと油膜が残り、それが夕方のテカリとして表面化します。

皮脂量が多い肌ほど乳化の白濁が見えにくく感じることがありますが、鏡で顔全体が均一に白っぽくなったかを確認する習慣をつけると、すすぎ残しを見落としにくくなります。

🌾 ③ メイクの落ち残りが心配なメイク濃いめタイプ

下地やファンデーションをしっかり塗る日が多いタイプです。
バームの量を少し多めに取り、頬やあご周りにも時間をかけてなじませてから乳化させることで、メイクと皮脂を一緒に浮かせられます。

特に皮脂と混ざって固まりやすいウォータープルーフタイプの下地は、なじませる時間を10秒ほど延ばすだけで浮きやすさが変わるため、焦らず時間をかけることを意識してください。

🌵 ④ 洗うたびに乾燥がつらい乾燥肌タイプ

クレンジングのあと、肌がつっぱる感覚が強いタイプです。
なじませる時間を長くしすぎず、乳化後は32度前後のぬるま水で手早くすすぎ、すぐに乳液で水分を閉じ込めることを意識してください。

乾燥肌の方は週に2〜3回だけクレンジングバームを使い、それ以外の日は低刺激の洗顔料に置き換えると、油分による洗浄と乾燥のバランスを取りやすくなります。

❌ NG:バームを乗せたまま熱いシャワーで直接洗い流す

乳化させずに熱いお湯で流すと、溶けた油分が毛穴の中に取り残されたまま冷えて固まり、翌朝のテカリや小さな吹き出物につながります。

なぜ「革靴の靴クリーム二度塗り」が正解なのか

クレンジングバームの正しい使い方は、革靴のお手入れで靴クリームを二度塗りする手順とよく似ています。

👞 1. 手のひらの体温でクリームを溶かしてから塗る

革靴の靴クリームは、容器から出したそのままの固さで塗ろうとすると革になじまず、ムラになってしまいます。指先や布に取って軽く体温で温めてから塗ると、クリームが革の繊維の間にすっと入り込みます。

クレンジングバームも同じで、固形のまま顔に乗せるとムラに擦れて摩擦になりますが、手のひらで先に溶かしてオイル状にしてから広げると、肌の上を滑るように動かせます。

🔬 2. 一度目は汚れを浮かせ、二度目は仕上げる

靴クリームは一度目でほこりや古いクリームの汚れを浮かせ、乾いた布で拭き取ってから、二度目でようやくツヤを出す仕上げ塗りに入ります。順番を飛ばして一度で済ませようとすると、汚れの上にクリームを重ねただけになり、くすんだ仕上がりになります。

クレンジングバームでは、なじませる工程が一度目の汚れ浮かせにあたり、ぬるま水を加えて白く乳化させる工程が仕上げにあたります。乳化を飛ばすと、汚れを浮かせただけで肌の上に置き去りにしてしまうのです。バームの主成分は体温に近い温度で溶ける植物性オイルが中心で、水と油を橋渡しする乳化剤が配合されているからこそ、少量の水を加えるだけで白く濁る変化が起こります。

🧴 3. 最後に余分な油分をきちんと拭き取る

靴クリームを塗った後、乾拭き用の布で余分な油分を拭き取らないと、表面がべたついたままほこりを呼び込みやすくなります。

クレンジングも同じで、乳化させた後にすすぎが不十分だと、油分が肌表面に残ったままになります。32度前後のぬるま水で丁寧に流し切ることが、靴の乾拭きにあたる最後の仕上げです。

クレンジングバーム習慣でやりがちな3つの落とし穴

毛穴のためにと思って続けている習慣が、実はテカリや乾燥を長引かせていることがあります。

🫧 落とし穴1:固形のまま顔にこすりつけて広げてしまう

「早く汚れを落としたいから」と、容器から出したバームをそのまま顔にこすりつけていませんか。

固形のバームは体温で溶けきっていないため、肌の上を滑らず、指先の摩擦がそのまま皮膚に伝わります。

その結果、洗うたびに小さな摩擦が積み重なり、肌がごわついたり赤みが出たりしてしまうことがあります。

だからこそ、『手のひらで完全に溶かしてから顔にのせるのが鉄則』です。

💥 落とし穴2:乳化させずに熱いシャワーで一気に流してしまう

「さっぱり感が欲しいから」と、乳化の工程を省いて熱いシャワーで一気に洗い流していませんか。

乳化していない油分は水と混ざらないまま毛穴の中に入り込み、熱いお湯で肌表面のセラミドまで一緒に流れ出てしまいます。

その結果、毛穴には油分が残り、肌表面は乾燥するという、テカリと乾燥が同時に進む状態になってしまうことがあります。

だからこそ、『少量のぬるま水で白く乳化させてから32度前後で流すのが鉄則』です。

🧽 落とし穴3:すすいだ後に保湿をせずそのまま放置してしまう

「クレンジングだけでさっぱりしたから」と、すすいだ後の保湿を後回しにしていませんか。

クレンジング直後の肌は表面の水分が蒸発しやすく、何もつけずにいると角層の水分がどんどん逃げていきます。

その結果、乾燥を補おうとして皮脂の分泌が増え、かえって毛穴が目立ちやすくなってしまうことがあります。

だからこそ、『すすいだら60秒以内に乳液でフタをするのが鉄則』です。

実践4ステップ

自分のタイプが分かったら、あとは毎晩この4ステップを崩さずに続けるだけです。

  1. ステップ1:乾いた手にバームを取り体温で溶かす
    指先やスパチュラでマスカット粒大を取り、手のひらで軽くこすり合わせてオイル状にします。
  2. ステップ2:顔全体に広げて30秒ほどなじませる
    力を入れず、指の腹で円を描くように優しく動かします。
  3. ステップ3:少量のぬるま水を加えて白く乳化させる
    顔全体が白く濁るまで、水を少しずつ足しながらなじませます。
  4. ステップ4:32度前後のぬるま水で丁寧にすすぎ、乳液で仕上げる
    すすぎ残しがないか生え際まで確認し、60秒以内に乳液で水分を閉じ込めます。

靴クリームの二度塗りと同じく、溶かす・なじませる・余分を落とすという順序を飛ばさないことが、鼻まわりの仕上がりを左右します。

❓ よくある質問

Q1. ダブル洗顔は必要ですか?
乳化がしっかりできていれば洗顔料を重ねる必要はありませんが、さっぱりした洗い上がりを好む方は低刺激の洗顔料を軽く併用しても構いません。

Q2. 目元やまつげのエクステがある場合は使えますか?
油分の多いバームはまつげエクステの接着剤をゆるめることがあるため、目のキワは避けて使うのが安全です。

Q3. 1個でどれくらいの期間使えますか?
毎晩マスカット粒大(3グラム前後)を使う場合、90グラム入りの容器で1ヶ月前後を目安に使い切れる量です。週数回に減らせばさらに長持ちします。

Q4. 指ですくって使っても問題ありませんか?
濡れた指ですくうと容器の中で水分と油分が分離しやすくなるため、乾いた指か専用のスパチュラを使ってください。分離してしまった場合は早めに使い切るのが安全です。

Q5. お風呂の中で使っても大丈夫ですか?
湯気で顔が濡れていると乳化のタイミングがつかみにくくなるので、最初になじませる工程だけは顔と手を乾かした状態で行うのがおすすめです。

Q6. どれくらい使い続けると角栓の変化を感じられますか?
個人差はありますが、正しい乳化を3〜4週間ほど続けると、鼻まわりのザラつきが落ち着いてきたと感じる方が多いです。

Q7. 乾燥肌でも毎日使って平気ですか?
乾燥が強い時期は毎日ではなく2日に1回程度に減らし、通常の洗顔料と使い分けると負担を抑えられます。

Q8. 保管するときに気をつけることはありますか?
直射日光や暖房の風が当たる場所に置くと溶けて分離しやすいため、涼しい場所で蓋をしっかり閉めて保管してください。

📘まとめ

クレンジングバームの黒ずみケアは、革靴の靴クリームを二度塗りする手順と同じで、溶かしてなじませ、余分を丁寧に落として仕上げるという順番が仕上がりを決めます。

今日から乳化のひと手間を意識して、鼻まわりの印象を少しずつ整えていきましょう。

🌱 ちふゆのひとことメモ

昔の私は、鼻の黒ずみを早く消したくて、バームを顔に乗せたまま何分もゴシゴシこすっていました。

乳化という言葉すら知らずに熱いシャワーで一気に流していたので、洗った直後はさっぱりしても、夕方には前より脂っぽくなっているという矛盾に長い間気づけませんでした。

今は溶かして、なじませて、白く乳化させてから流すという順番を守るだけで、鼻まわりの印象がずいぶん落ち着いてきたので、焦らず手順を守ることの大切さを実感しています。

🛁 Chocobraからの提案

夜のバスタイムで小鼻まわりをやさしくほぐして整える習慣を取り入れてみましょう。肌に負担をかけない3ステップです。

🧴 温感ジェルで毛穴をじんわりほぐし
🪥 極細ブラシで汚れを優しくオフして
💧 ビタミンC美容液でうるおいをしっかり与えます。

毎日の丁寧なスキンケアとお風呂でのケアを組み合わせて、なめらかな素肌を目指しましょう。

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この記事を書いた人

Chifuyu Satoのアバター Chifuyu Sato Chocobraラボ研究員

元・大手化粧品メーカーの研究員。美容成分の研究にも携わり、成分知識に精通。
自身の毛穴悩みをきっかけに、成分設計と皮膚科学の知見をもとに「角栓を構造から捉えなおす」独自の毛穴ケア理論を構築。
皮脂の酸化と角栓の層構造に注目し、“動かして流れを整える”毛穴マッサージケアという新しい概念を提唱。

これまで数百種のスキンケア製品と美容医療を実体験しながら、
「肌悩みに寄り添う科学」をコンセプトに、習慣として続けられる本質的なケアを追求し、Chocobraを開発。
現在は、自社ブログ・note・SNSを通じて、毛穴ケアに関する考え方をわかりやすく発信しながら、ブランドの世界観づくりから商品設計までを一貫して手がけている。