「男のいちご鼻、洗顔じゃ治らない?──オロナイン+鼻パックで“ごっそり”試してみた話」

オロナインと鼻パックで角栓をごっそり取ろうとしている男性の様子

ちゃんと洗ってきた。
朝も夜も洗顔して、Tゾーンは念入りに泡立てて、
週1でスクラブ。酵素洗顔も試した。
皮脂を抑える化粧水も買って、無印とかメンズ用とか、いろいろ使ってみた。

それでも、ダメだった。

大学に入ってからずっと、鼻の黒ずみが気になってた。
鏡を見るたびに目に入る“いちご鼻”。
メイクしてるわけでもないのに毛穴が浮き出て、
明るい部屋や自撮りのインカメで、ぎょっとするレベルで目立つことがある。

「男って、何やっても毛穴消えないのか?」

そう思いながら、半ばあきらめていたある日──
SNSで見つけたのが、**“オロナイン+鼻パック”**という禁断の組み合わせだった。

「え、あのオロナイン…?」「火傷とかに塗るやつじゃないの?」
でも、検索すると出てくる。
パックの裏に角栓がびっしり。何本も、根っこから抜けてるやつ。

「さすがにやばいかな…」「でも、これで変わるかもしれない」

怖さと期待が入り混じったまま、僕は試してみることにした。

🔥やってみた「オロナイン+鼻パック」!

SNSで見かけた「オロナイン+鼻パック」。
パックの裏に角栓がびっしり──あの衝撃画像を見た瞬間、脳に焼きついた。

洗顔もした、スクラブも使った、酵素洗顔も試した。
けど、どうやっても消えなかった、俺の“いちご鼻”。

だったら、もうこれしかない。
オロナインで角栓をゆるめて、鼻パックで根こそぎ引き抜く──
この禁断の組み合わせに、全力で挑んでみた。


【STEP0】準備したもの

  • オロナインH軟膏(市販の白いやつ)
  • 鼻パック(剥がすタイプ)
     ※今回はビオレの「白パック」を使用
  • ぬるま湯、タオル
  • そして少しの勇気

※鼻パックは黒と白があるけど、白を選んだのには理由がある。
どうやら黒と白では成分が違っていて、白のほうが“びっしり取れる”らしい。
ごっそり感を味わいたいなら、白パック一択です。


【STEP1】オロナインを厚めに塗って10分放置

洗顔して水気を拭いたあと、小鼻を中心にオロナインをたっぷり厚めに塗る
溝の奥まで塗り込んで、ぬめっとした手応えが出るくらい。

スーッとした感触と薬っぽい匂い。
「これ、ほんとに効くのか…?」と思いつつ、10分間じっと待つ。

鏡の前で鼻をじっと見つめながら、
「いま毛穴の奥で角栓がふやけてるんだ…!」と、謎の暗示をかけていた。


【STEP2】ぬるま湯でオロナインをしっかり洗い流す

時間になって、ぬるま湯でオロナインをやさしく洗い流す。

……で、ここでひとつ言わせてほしい。

「あれ?なんも変わってなくね?」

肌の感触はいつも通り。見た目も変化ナシ。
さっきまで高まっていた期待が、一気に落ち着いてきた。

「これ、本当に効いてたのか…?」
「バズってたけど、やっぱただの都市伝説だったかもな…」

静かに、不安が広がっていく。


【STEP3】鼻パックを貼って、15分待つ

鼻を水で濡らして、白パックをぴたっと密着。
空気をしっかり抜いて、乾くのをひたすら待つ。

この時間が一番長い。
「さっきのオロナイン、意味あったのか?」
「そもそも角栓って本当に取れるのか?」

疑いながら、15分。

パックがパリパリに乾いた頃には、期待はほぼゼロだった。


【STEP4】剥がす。結果、マジで取れた。

いざ、剥がす。

端からゆっくり。慎重に。深呼吸して──

……

………

うわあああああ!!!取れてる!!!

裏返したパックの白地に、
白くて太い角栓が何本もびっしり。
細いやつ、短いやつ、根本から引っこ抜かれた長いやつまで、まるで“角栓フルコース”。

「これ、全部俺の鼻に詰まってたのか…?」
叫びそうになるのをぐっとこらえた。
でも内心は完全にハイになってた。

「オロナイン、すげぇ」ってなった。


【剥がしたあとの感触】

鏡を見ると、黒ずみが明らかに減ってる。
触ると、あのザラザラ感が消えて、すべすべ。
指先でなめらかさを確認するたびに、ニヤけてしまう。

今までいろんなケアを試してきたけど、
「ここまで結果が“見えた”のは初めて」だった。

この瞬間、間違いなくテンションは最高潮。
でも──このときはまだ知らなかった。

数日後、また“あいつ”が戻ってくることを。

🌀また角栓びっしり。鼻パックのループから抜けられなくなっていた

オロナイン+鼻パックで、角栓がごっそり取れた。
あれは確かにすごかった。
「こんなに詰まってたのか…!」って、正直感動した。

でも──1週間後には、また角栓が戻ってきた。


⏱ 毎週日曜は、鼻パックの日

小鼻のあたりがザラザラしてきたら、即パック。
また詰まってる。だったらまた取る。
そうやって、1週間に1回くらいのペースで鼻パックを繰り返すようになった。

パックの裏に角栓がびっしりついてると、
「あー今回もちゃんと取れた」って安心する自分がいた。

でも、3回目・4回目あたりから、ふと気になってきた。


👃「なんか、毛穴目立ってない…?」

明るいところで鏡を見ると、前より毛穴の“開き”が気になる
詰まりは取れてるのに、毛穴がなんか“広がってる”ような感覚。

しかも、皮脂の分泌がちょっと早くなった気がする。

取れてはいる。けど、なんか悪化してないか?

でも、他に方法もわからない。
角栓が詰まったら、またパックをやる。
そうやって、完全に鼻パックループにハマっていた


💬 ちふゆさんに聞いてみた

そんなとき、社内の休憩スペースで
開発チームのちふゆさん(毛穴ケア担当)とたまたま話す機会があって。

「ちふゆさん、鼻パックってやっぱりやばいっすか…?」
って半分冗談で聞いたら、思いがけず話が広がった。

「そうたくん、鼻パックやっちゃったのね」
「1回だけなら全然OKよ。むしろ“リセット用”としてはアリ」

えっ、そうなんですか?って顔してたら、
ちふゆさんが笑いながらこう続けた。

「ただね、何度もやるのはダメなの。
剥がすたびに毛穴のフチが引っ張られて、じわじわ広がっていくの。
しかも角栓を抜いたあとは、毛穴って“無防備”だから、またすぐ詰まっちゃうのよ」

「うわ、それ…めっちゃ心当たりあります」


🧠 毛穴って“取る”ものじゃなくて、“整える”もの?

そこでちふゆさんが教えてくれたのが、毛穴磨きっていう考え方だった。

「角栓ってね、皮脂と角質が毛穴の中で固まってできるの」
「でもそれ、固まる前なら“流せる”のよ」
「毎日ちゃんと流してあげてたら、そもそも角栓にならないの」

「え、そんなことできるんですか…?」

「できるよ。実際、それ用に作ったのがChocobraっていうケアなんだけど」
「ゴシゴシこすらなくても、毛穴の“流れ”を整えるだけで変わってくるの」


🛁 鼻パックを“卒業”する方法が、あるらしい

正直、鼻パックに勝る“ごっそり感”はそう簡単に超えられないと思ってた。
でもそれって、取れてること=安心になってただけだったのかもしれない。

ちふゆさんの話を聞いて、
「流す」っていう発想がすごく新鮮だった。

角栓を取るんじゃなくて、育たせない。
毛穴の“流れ”を止めない。

そんなケア、ちょっと試してみたくなった。

🔬毛穴磨き、やってみた。あんなに詰まってたのに、少しずつ流れていく感覚

鼻パックで角栓をごっそり抜いて、また詰まって、また抜いて──
そのループから抜け出せなかった僕にとって、「毛穴磨き」っていう言葉は最初ちょっと意外だった。

「え、磨くの?歯みたいに?」って思った。

でもちふゆさんが言ってたように、**“角栓ができる前に流せる”**なら、それはたしかに理想だ。

だったらやってみよう、と軽い気持ちで始めたのが、Chocobraの毛穴磨き習慣だった。


🧴 スタートは夜のバスタイムから

ちふゆさんいわく、「毛穴磨きは夜風呂のあとがベスト」らしい。

その理由は、毛穴が開いて皮脂がやわらかくなってる時間帯だから。

Chocobraのケアは3ステップ。

  1. 専用のシリコンブラシでやさしくくるくるマッサージ
  2. 高粘度のジェルで毛穴の中の皮脂を“ゆるめて流す”
  3. 洗顔後にビタミンC美容液で酸化予防と引き締め

全部やっても5〜6分。
スクラブみたいな“削る感”もないし、パックみたいに剥がす刺激もない。
なのに、終わったあとに「ちゃんとケアしたな」っていう実感がある。


👃 あの“角栓ぎっしり感”が、変わってきた

最初の3日くらいは正直よくわからなかった。
でも1週間、10日と続けるうちに、気づいたことがある。

鼻を触ったときの“ひっかかり”がなくなってきた。

パックをやりたくなるあのザラザラ感が、出てこない。
毛穴が完全に消えるわけじゃないけど、あの「また詰まってる…」っていう不安が減った。

なんというか、“育ってない”感覚がある。


🔄 これは「詰まってない」じゃなくて「流れてる」ってことかも

毛穴磨きを始めて2週間くらい経ったころ、
ふと、前より鼻を気にしなくなってる自分に気づいた。

詰まりが気になって鏡をガン見したり、触りまくったり、
鼻パックをやる日をカレンダーで管理したり──
そういうのがなくなってた。

「角栓が取れた」っていう爽快感じゃなくて、
「角栓ができてない」っていう静かな安心感。

ああ、これが“流れてる毛穴”ってことなのかもしれない。


🧠 思ってたよりずっと地味。でも、確実に変わる

正直に言うと、毛穴磨きはめちゃくちゃ地味だ。

「ごっそり」も「一撃」もない。
けど、毎回ちゃんと肌が整っていく感覚がある。

強くこすらない
削らない
抜かない

そのかわりに、“流れを止めない”という小さな積み重ね。

このケアを覚えてから、鼻パックへの依存は完全になくなった。

「また詰まったらどうしよう」って思わなくなった。
それがなにより大きい。

🧾鼻パックと毛穴磨き、どう付き合うのが正解?いま僕が続けている習慣

毛穴磨きを続けて2週間。
肌の調子が安定してきて、あの「また角栓が詰まってるかも…」っていう焦りがほとんどなくなった。

その一方で、ふと思った。

「じゃあ、あのオロナイン+鼻パックは、やらない方がよかったのか?」

ごっそり取れたのは事実。
でも、戻ってくるのも早かったし、ループにハマったし…。
なんか、やってよかったのかどうか、自分でもよくわからなくなってた。


💬 ちふゆさんにもう一度聞いてみた

そんなモヤモヤを社内でちふゆさんに話してみた。

「ねえ、そうたくん。鼻パックって、やっちゃダメって思ってるでしょ?」
「でもね、“1回だけ”ならむしろ使っていいのよ。

「えっ、そうなんですか…?」

「角栓がびっしり詰まってる状態って、肌でいうと“渋滞中の交差点”みたいなもの」
「流したいけど、詰まりすぎてて流れようがない。そういうときは、いったんリセットしてあげるのもアリ。
「そのあと、ちゃんと“流すケア”=毛穴磨きを続ければいいの」


🔁 リセット+予防のセットが、正解だった

たしかに僕も、あのごっそり体験があったからこそ、
「こんなに詰まってたのか」って自覚できたし、
「これを繰り返すのはヤバいかも」って気づけた。

1回だけなら、やってよかった。
でも、あのやり方を毎週のルーティンにするのは違った。

「“取る”のはリセット、“磨く”のは予防。
この2つを使い分けられるようになったら、毛穴はちゃんと変わってくるよ」

ちふゆさんの言葉、いまならすごくわかる。


📆 いま僕がやってる毛穴ケア習慣

鼻パック:1回(最初のリセットのみ)
毛穴磨き(Chocobra):週3回、夜の入浴時に実施
保湿&ビタミンC美容液:毎晩のルーティン

この3つだけ。
めちゃくちゃシンプル。
でもこれだけで、“角栓がびっしり詰まる”という感覚は完全になくなった。


🧠 詰まりを「取る」のではなく、「育てない」ケア

鼻パックで抜くケアは、目に見える快感がある。
でもそれだけに、「取れた=終わり」になってしまいやすい。

毛穴磨きは地味だし、派手な変化はない。
けど、角栓が“育たない”状態を保てているという安心感がある。

たぶんこの2つをちゃんと使い分けていけるかどうかが、
いちご鼻と付き合う上で、いちばん大事なことなんだと思う。


これが、いま僕が続けている毛穴ケアの結論です。

あんなに詰まって、何度も鼻パックして、結局どうすればいいかわからなかった僕が、
今はもう、鼻パックのことを忘れて暮らせてる。

そう思えるだけでも、かなり人生の快適度は上がりました。


この記事が、かつての僕みたいに角栓に悩んでいる人の「ひとつの答え」になれば嬉しいです。

🛒 そうたが実際に使っているアイテムはこちら

僕が毛穴磨き用に使っているのは、Chocobra(チョコブラ)というケアアイテムです。

「ゴシゴシこすらずに、毛穴の“流れ”を整える」ために開発されたブラシとジェルで、
鼻パックのように“ごっそり抜く”んじゃなく、
詰まる前にゆるめて、流して、ためこまないという考え方のケア。

正直、最初は半信半疑だったけど──
あの角栓びっしりだった毛穴が、少しずつ詰まらなくなってきた実感があります。

スクラブやピーリングで傷つけたくない人、
「また詰まったかも…」って毎週悩んでる人には、ぜひ試してみてほしいです。

👉 Chocobra公式ショップ(Amazon)はこちら

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この記事を書いた人

Chocobra開発チーム・社内エンジニア。いちご鼻に悩んできた過去を乗り越え、前向きにケアを発信しています。