「毎日洗顔してるのに、鼻のブツブツが全然消えない」
「スクラブやパックも試したけど、結局またすぐ黒ずむ」
そんな“いちご鼻が治らない悩み”、男性にこそ多く見られます。
その原因は、**皮脂量が多い男性肌の“構造”と、“やりがちなケアのズレ”**にあります。
いちご鼻の正体は、毛穴に詰まった皮脂と角質が酸化して黒くなった“角栓”。
男性の皮脂分泌は女性の約2倍とも言われており、毛穴が詰まりやすく、
無理に洗いすぎたりこすったりすると、逆に皮脂が過剰になって悪化する“毛穴ループ”に入ってしまうのです。
この記事では、なぜ男性のいちご鼻が治りにくいのかを構造と習慣の視点から徹底解説し、
従来のケアでは届かなかった“本当に必要な毛穴ケア”の新常識を紹介します。
いちご鼻に悩むなら、“洗う”より“動かして流す”という発想がカギです。
👃洗ってるのに治らない。男のいちご鼻は“努力”じゃどうにもならない?
最初は、気のせいだと思ってた。
ちょっとテカってるだけかな、と。
でも大学のトイレの鏡でふと自分の鼻を見たとき、
そこにはハッキリとした“ブツブツ”があった。
毛穴の黒ずみ。
……いや、正確には「角栓の詰まり」だった。
🧼 洗顔、やってないわけじゃない
毎日ちゃんと洗ってる。
朝はぬるま湯で丁寧に泡立てて、Tゾーンを念入りに。
夜はメンズ用の洗顔料でしっかりオフ。
皮脂が気になるからスクラブも取り入れてたし、
SNSで見かけた酵素洗顔も買って使った。
それでも、毛穴は一向にきれいにならなかった。
洗った直後は多少マシな気がするけど、
2〜3日ですぐに元通り。
小鼻を触ればすぐわかる──角栓、詰まってる。
💭「俺だけ?」と思ってたけど、意外とみんな悩んでる
男同士で毛穴の話をすることなんてまずない。
けどインスタやYouTubeのコメント欄を見ると、
「俺もいちご鼻やばい」「角栓とれない」って投稿が結構ある。
そう、男のいちご鼻って、めっちゃ多い。
だけど問題は、“やり方”が分からないこと。
調べても、女性向けの化粧品や美容液ばかり出てくる。
男の肌は皮脂が多い分、毛穴も詰まりやすいのに、
男のための毛穴ケアって、ほんとに情報が少ない。
😮「黒ずみ」じゃなくて、「角栓びっしり」がリアルな悩み
女の子が悩んでる毛穴って、「黒ずみ」とか「毛穴落ち」とか“見た目の印象”が多い気がする。
でも男の毛穴って──詰まってる。中身が。
押すとニュッと出てくる白いアレ。
角栓。
しかも1本どころじゃなく、全方位にぎっしり詰まってる。
表面の黒ずみ以前に、まず“中が埋まってる”のが問題なんだと思う。
🔄 スクラブしても、また詰まる
ある時期は、洗顔のあとにスクラブでガリガリやってた。
でも、それも結局一時的。
やった直後はスッキリするけど、すぐザラザラが戻る。
酵素洗顔もしかり。
週2で使って、肌はつるっとする。
でも毛穴の中の“詰まり”は根本的に変わらなかった。
🧩「これ以上、何をすればいいの?」
努力はしてる。ちゃんと洗ってる。
むしろ、やりすぎてるくらいかもしれない。
それでも取れない角栓。
それでも繰り返す詰まり。
この時点で、自分の中にひとつ疑問が生まれた。
「これ、やり方の問題なんじゃないか?」
洗顔じゃない。削るんでもない。
そもそも──角栓って、できる前にどうにかできないのか?
🧱男の毛穴は“深くて固い”。そもそも構造が違う
「なんでこんなに角栓が詰まるんだろう」
「女の子の毛穴ケアってここまで必死じゃなくない?」
そう思ったこと、正直に言えば何度もある。
洗っても詰まる。削ってもまた詰まる。
努力してるのに報われないこの感じ──
実は、男の毛穴が“構造的に詰まりやすくできている”という事実にたどり着いたとき、
ようやく腑に落ちた。
👃 男の毛穴は「深くて広い」
医学的にも言われていることだけど、男性の毛穴は女性よりも明らかに大きい。
特に鼻まわりは皮脂腺が発達していて、
毛穴の奥が深く、広く、まさに“詰まりの温床”。
つまり女性と同じケアでは、届かない・足りない・追いつかない。
💦 男は皮脂の分泌量が桁違い
もうひとつの決定的な違いが、皮脂の量。
男性の皮脂分泌は女性の2〜3倍とも言われている。
暑くなくてもテカる。ちょっと動いただけで脂が浮く。
「ベタつく」と感じる前に、もう角栓の材料が出始めている。
出る→溜まる→酸化する→固まる
このサイクルがめちゃくちゃ早い。
だから、「毎日洗ってるのに詰まる」のは、むしろ当然。
🧱 角栓が“太く、硬く、抜けにくい”のも男ならでは
皮脂の分泌量が多く、毛穴も大きい。
その結果、できあがる角栓も──太い。深い。根がある。
しかも放置すると、空気に触れて酸化が始まり、
やがて“黒角栓”として毛穴に定着してしまう。
これが俗にいう「いちご鼻」。
でも実際に見たことある人ならわかると思うけど、
あれって「黒ずみ」じゃなくて、“角栓が詰まりすぎて色変わってる”だけなんだよね。
🧬 洗顔の泡は、毛穴の“底”まで届かない
ここが本質。
角栓ができるのは、毛穴の奥。
だけど洗顔の泡って、毛穴の入り口〜中間地点くらいまでしか届かない。
つまり、どれだけ泡立てても、詰まってる本体には触れてすらいない。
そして触れられないまま酸化が進んで、
次の角栓がまたできていく──構造的ループの完成。
🌀「洗顔+削る」では、むしろ悪化することも
じゃあ削ればいいのか?というと、それも違う。
スクラブやピーリングを繰り返すと、毛穴のまわりの皮膚が薄くなる。
バリアが壊れると、肌は「守らなきゃ」と思って皮脂を余計に出す。
その皮脂がまた詰まって、さらに酸化して…以下略。
努力してる人ほどこの罠にハマって、
毛穴が開いたまま戻らなくなる。
🧠 結論:男の毛穴は、“落とす”じゃ解決しない
女の子と同じケアじゃ、男の角栓には効かない。
洗っても届かない、削れば悪化する、抜けば戻る。
じゃあ、どうすればいい?
この問いに対するヒントが、ちふゆさんに言われた「流す」という発想だった。
次の章では、“角栓を育てない”ためのケア=毛穴磨きについて、
どういう理屈で成り立っているのか、なぜ地味なのに効くのかを実感ベースで伝えていきます。
🔄落とすんじゃない、“育てない”が正解だった──毛穴磨きという習慣
洗顔しても、
削っても、
取っても、
角栓はまた詰まる。
だったらもう──
「育てない」って発想、アリじゃないか?
そう思わせてくれたのが、ちふゆさんに教えてもらった毛穴磨きというケアだった。
💬 毛穴磨きってなに?
最初は名前だけ聞いて、「え、鼻こすんの?」って思った。
でもちふゆさんいわく、
「“こする”んじゃなくて“流す”の」
「角栓になる前の皮脂って、ちゃんと動いてれば詰まらないのよ」
「それを止めてるのが、摩擦だったり、皮脂の固まりすぎだったりするだけ」
言われてみれば、納得だった。
角栓って、皮脂と角質が毛穴の中で“固まって”できるもの。
なら、固まる前に流しておけば、詰まらない。
毛穴磨きは、そのための習慣。
🛁 夜風呂のあと、“くるくる磨く”だけ
実際のやり方は拍子抜けするほどシンプルだった。
- 入浴後、毛穴が開いてるタイミングで
- シリコン製の専用ブラシで、
- 高粘度のジェルを使って、小鼻をくるくるマッサージ
力はいらない。押し出す必要もない。
ただ、“流れを止めない”ように、動かしてあげるだけ。
👃 初日で劇的に変わることはない。でも…
当然だけど、スクラブやパックみたいな「ごっそり感」はない。
角栓が抜ける音もしないし、見た目も最初は変わらない。
でも3日、5日、1週間と続けていくと──
鼻を触ったときの“ひっかかり”が、確実に減ってきた。
詰まってる感じがしない。
洗顔しても落ちなかったあの角栓の“予感”が、なくなってきた。
あれだけしつこかった「角栓ぎっしり感」が、育ってない。
🔁 流れてる毛穴は、気にならない毛穴だった
いちばん驚いたのは、鼻を気にする回数が減ったこと。
前は鏡を見るたび、ライトを当てるたび、
小鼻をガン見して、毛穴のチェックをしてた。
でも毛穴磨きを続けてから、
そもそも「詰まってるかどうか」を気にしなくなっていった。
これはたぶん、
「取れた安心」じゃなくて、「詰まってない安心」だった。
🧠 毛穴との付き合い方を“攻め”から“整え”に
鼻パックは、攻めのケア。
スクラブも、削るケア。
でも毛穴磨きは、“整える”ケアだった。
角栓を無理やり抜くよりも、
詰まらせない肌を育てる方が、はるかにラク。
しかもそれは、見た目が変わるだけじゃない。
メンタルが、軽くなる。
🧾「削ってた頃には戻れない」──新常識に変わった、僕のケア習慣
振り返ってみると、毛穴ケアってずっと“削るか攻めるか”だった気がする。
スクラブで擦る。
酵素洗顔で分解する。
洗顔ブラシでゴシゴシやる。
やってるときは、「ちゃんと戦ってる」って感じがした。
でも実際は、戦えば戦うほど、角栓に勝てなかった。
🧼 “努力してるのに変わらない”の正体
酵素洗顔はたしかに、肌表面はツルッとする。
でも、毛穴の中の詰まりは変わらない。
スクラブも使ってたけど、むしろやったあとは皮脂が出やすくなってる気すらした。
肌は少しずつ敏感になっていった。
毛穴も、前より目立ってきた。
それでも、「次こそ効くかも」と思って、新しい洗顔を試してた。
けど今になって思う。
やり方が、構造に合ってなかったんだ。
💬 ちふゆさんのひと言で、視点が変わった
社内でちふゆさんに相談したとき、
「酵素洗顔もスクラブも続けてるんですけど、全然変わらなくて…」とぼやいたら、
一瞬で返ってきたのがこの言葉だった。
「そうたくん、それ全部“削るケア”でしょ?」
「男の毛穴って、“詰まってから”じゃ遅いのよ」
「削るんじゃなくて、“流すケア”が必要なの」
「流す…?」
「角栓ってね、皮脂と角質が混ざって固まったものなの」
「でも、皮脂って出た瞬間はサラサラなのよ」
「毛穴の流れが止まらずにいれば、角栓にならずに流れてくれる」
「毛穴磨きっていうのは、その“流れ”を毎日ちょっとだけ手伝ってあげるケアなの」
その瞬間、今までの「落とす・削る・こする」は、
詰まったあとの話しかしてなかったって、ようやく気づけた。
🔄 「育たない角栓」が、目立たない毛穴をつくる
それからは毛穴磨きの見え方がガラッと変わった。
ジェルをなじませてくるくるしてるとき、
「あ、これって角栓になる前の皮脂を動かしてるんだ」って思える。
ごっそり取る派手さはない。
でも、“また詰まってる…”という絶望もない。
鼻を触ったときの、あのザラつきの予感。
洗顔しても取れないヌルついた感じ。
あれがなくなるだけで、毎日のテンションが全然違う。
📆 僕がいまやってる毛穴ケア習慣
- 毛穴磨き(Chocobra):週3、風呂上がりに3分
- 洗顔は泡でやさしく/スクラブはゼロ
- ビタミンC美容液で酸化予防
続けることで、詰まること自体が少なくなった。
角栓が“育ってない”という感覚が、こんなにも快適だったとは。
🧠 削るんじゃなくて、整える。これが、新しい男の毛穴ケアだった
今ならわかる。
努力しても治らなかった理由。
それは、構造に逆らって戦ってたからだ。
毛穴磨きは、構造に沿ったケア。
ゴリゴリやらない。削らない。
ただ、「詰まらない流れ」を保ってあげるだけ。
男の毛穴は深くて固い。
だからこそ、“正面突破”じゃなく“回避ルート”が必要だった。
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使っているのは、**Chocobra(チョコブラ)**という毛穴磨き専用のケア。
- シリコンブラシで流れを作る
- 高粘度ジェルで皮脂をやわらかくする
- ビタミンC美容液で詰まりにくい肌を整える
全部合わせても5分以下。
でも、あの角栓ループから抜け出せる。