皮脂の成分は、何からできている?
一つの油ではなく、
複数の油をブレンドした膜のようなものです。
トリグリセリド・ワックスエステル・スクワレン・遊離脂肪酸という、
役割の違う4種の油が混ざっていることが正体です。
🍳 皮脂が「一つの油」ではない理由
炒め油も、
ごま油・ラード・サラダ油をブレンドすると、香り・コク・軽さがそれぞれ違います。
皮脂も同じで、
およそ半分を占めるトリグリセリドを軸に、4種の油がそれぞれ違う役割を持っています。
🥘 トリグリセリドは、油の分量そのものを占める主役
サラダ油がブレンド全体の分量を占めるように、
トリグリセリドは皮脂のおよそ4割を占める、量として最も多い油です。
鼻が重く感じる日、
メイクが浮く日は、この油が表に出ている感じです。
🍶 ワックスエステルは、膜として残る油
ラードのように、
ワックスエステル(皮脂のおよそ2割強)は、すぐ消える油というより薄くとどまって乾燥や摩擦を防ぐ油です。
残りやすい性質のぶん、
小鼻に長くとどまって、ぬめりや重さとして出やすくなります。
✨ スクワレンは、なめらかさと酸化を両方担当する香り油
ごま油が風味を足すように、
スクワレン(皮脂のおよそ1割強)は、皮脂をなめらかに広げ、乾燥から守る膜になります。
一方で古くなると、
この油は不飽和な構造ゆえに酸化の影響を受けやすく、黒ずみにつながります。
🦠 遊離脂肪酸は、油が分解されてできる調味料
油を炒め続けると分解して匂いが変わるように、
トリグリセリドの一部は、肌の常在菌が持つ酵素(リパーゼ)によって分解され、遊離脂肪酸に変わります。
この遊離脂肪酸が増えすぎると、
毛穴まわりの刺激や炎症のきっかけになりやすいことが分かっています。
🔍 テカリ・黒ずみ・角栓で、見え方が違う理由
同じ炒め油も、
使った直後とフライパンに焦げついた後では、見え方が違います。
肌の上の油も、
状態によって見え方が変わります。
✨ テカリは、油が表面に広がっているだけ
鍋肌に油をひいた直後のように、
テカリは皮脂が多い時だけでなく、表面に薄く広がった時にも見えます。
光っているからといって、
毎回強く洗う必要はありません。
⚫ 黒ずみは、油の色でなく酸化・影・角質の重なり
使い込んだ油が茶色くくすむように、
黒ずみがあると、油そのものが黒く汚れているように感じます。
ただ実際は、
毛穴の影、古い角質、酸化した油が重なって、同じ黒さに見えることがあります。
🍞 角栓は、油だけでなく角質が混ざった焦げ付き
フライパンの焦げ付きも、
油だけでなく食材のカスが混ざってこびりつきます。
角栓も同じで、
油だけが固まったものではなく、古い角質が混ざって出口で動きにくくなったものです。
⏱️ 2日だけ同じケアで、残り方を追う理由
フライパンの油汚れも、
洗った直後だけ見ても、次の調理でまた同じところが汚れるかは分かりません。
皮脂も同じで、
翌朝、夕方、次の洗顔後まで残して、戻りすぎか落としすぎかを確かめます。
🌙 夜は、油を全部落とすより古い分を残さない
フライパンも油を全部落とすと、
次に使う時にくっつきやすくなります。
夜のケアでも、
皮脂をゼロにする必要はありません。
小鼻だけ重いなら、
顔全体を長く洗うより、小鼻まわりを短く丁寧に扱います。
☀️ 翌朝のつっぱりは、皮脂不足のサイン
翌朝、
頬や口まわりがつっぱるなら、皮脂を落としすぎたサインです。
頬は守り、
小鼻は短く整える。場所を分けて考えます。
📘まとめ
皮脂の成分は、
一つの油ではなく、
トリグリセリド・ワックスエステル・スクワレン・遊離脂肪酸という4種の油のブレンドです。
テカリは表面の広がり、黒ずみは酸化と影と角質の重なり、
角栓は油と角質が混ざった焦げ付きです。
——同じ油でも、
使った直後と焦げついた後では、扱い方が変わります。
🌱 ちふゆのひとことメモ
小鼻のテカリや黒ずみを見るたびに、
私は「皮脂は全部悪者」と
洗い落とそうとしていました。
でも、頬まで洗うほど、
翌朝つっぱる日が増えていました。
今なら分かります。
油を全部落とすより、
古くなる前に動ける余白を残せばよかったのです。
🛁 焦げ付く前の小鼻だけを、夜に短く整えるChocobra
皮脂の成分を知ると、
テカリも黒ずみも一度で落としたくなります。
Chocobraは、
古い油と角質が焦げ付く前に、
小鼻まわりだけを夜に短く整えるための選択肢です。
🧴 ジェルでゆるめる
皮脂をやわらかくして、角栓まわりを動きやすく。
🪥 ブラシで動かす
やさしい圧で、小鼻まわりだけを短く。
💧 美容液でうるおいを残す
ケア後の肌を、乾かしたまま終えません。
顔全体を強く洗う夜ではなく、
小鼻だけを、短く整える夜にします。


