ナイアシンアミドとレチノールは併用OK?順番と避ける日

ナイアシンアミドとレチノールの併用と順番を整理する美容解説ボード

「ナイアシンアミドとレチノールは一緒に使える?」

どちらも使いたい夜ほど、
まとめて塗れば早い気がしますよね。

併用そのものは、
だめというわけではありません。

ただ、
レチノールに慣れていないうちは、
同じ夜に重ねないほうがいいんです。

それは、
パーマとカラーを同じ日にすると、
髪が傷みやすくなるのに近いんです。

どちらも髪に負担がかかる施術なので、
慣れていない髪ほど、
日をあけたほうが傷みを抑えられます。

今夜は、
その見分け方を見ていきます。

💇 なぜ、同じ夜に重ねると負担が増えるのか?

まずはあなたの肌状態や目的に合ったタイプをチェックしてみましょう。

  • 基本の朝スキンケア順
    洗顔 👉 化粧水 👉 (美容液) 👉 乳液/ジェル 👉 日焼け止め

  • 基本の夜スキンケア順
    クレンジング 👉 洗顔 👉 化粧水 👉 美容液 👉 乳液/クリーム

  • ポイント
    「水分の多いもの」から「油分の多いもの」へ順に重ねるのが基本です。

パーマもカラーも、
髪の内部を一度ゆるめて、
また整える施術です。

🌙 レチノールの夜は、手順を短くする

レチノールも、
同じです。

肌の表面を一度ゆるめて、
入れ替わりを促す成分なので、
使い始めは手順を絞ります。

洗顔と保湿をはさんで、
レチノールを塗ったら、
そこで終えます。

使い始めの数週間は、
週2〜3回のペースから始めて、
肌が慣れてきたら少しずつ夜の回数を増やしていきます。

市販のレチノールは、
0.1%前後の低い濃度から試す人が多いです。

髪でいうと、
初めてのブリーチを一気に強くかけないのと、
同じ考え方です。

この慣らし期間の間は、
ナイアシンアミドと同じ夜に重ねるまで、
最低でも1〜2週間は間をあけると安心です。

🧴 ナイアシンアミドで、刺激をなかったことにはしない

乾くからナイアシンアミドを足したくなりますが、
刺激を打ち消すというより、
接触の回数や量を減らすほうが合う日があります。

ナイアシンアミドは、
「どの成分とも合わせやすい」と言われます。

肌のバリア機能を支えたり、
皮脂の分泌をゆるやかに抑えたりする働きが、
あるとされているからです。

刺激が少なく、
扱いやすい性質を持つ成分として、
広まってきたのも、その働きの延長にあります。

市販の化粧水や美容液では、
2〜5%程度の配合を選ぶと、
乾燥や赤みが出にくいと言われています。

一方でレチノールは、
肌の入れ替わりを早める働きが強い成分です。

パーマでいうと、
内部までしっかり効かせるタイプに近いです。

化粧品の表示でも、
「慣らしながら使う」という注意書きが定着してきました。

成分同士の相性よりも、レチノール側の使い始めの慣らし方のほうが、
実は併用の鍵になっています。

🌞 では、どう分ければ負担が減るのか?

パーマとカラーも、
同じ日でなく時間を分けてもらえば、
両方頼めます。

時間帯と場所を分けるだけで、
重ねる回数はぐっと減らせます。

🌞 朝は少量、夜はレチノールだけにする

朝はナイアシンアミドを少量、
夜はレチノールだけにして、
同じ夜に重ねないようにします。

美容室で言えば、
朝と夜で予約をずらすようなものです。

朝のナイアシンアミドのあとは、
日焼け止めまでセットにしておきます。

レチノールで敏感になった肌を、
紫外線から守りやすくなります。

🪞 口まわりと小鼻は最後にする

パーマ液も、
傷みやすい毛先ほど、
後回しにして時間を短くします。

乾きと摩擦が重なりやすい場所は、
反応が出やすいので、
頬の外側から始めて、口まわりは最後にします。

💇 慣れてきたら、順番はナイアシンアミドが先

パーマも、
髪を一度ゆるめてから、
カラーの色を入れます。

レチノールに慣れて、
同じ夜に重ねる日が来たら、
先にナイアシンアミドで肌を整えます。

そのあとで、
レチノールを塗ります。

逆にすると、
レチノールの膜の上から重ねる形になり、
浸透にムラが出やすくなります。

🌙 今夜は、どう見分ける?

成分の相性でなく、翌朝の赤みで、
見分けます。

🔥 赤い日は、どちらも休む

頭皮が赤くヒリついた日に、
パーマもカラーも続ける美容師はいません。

赤み、熱っぽさ、
しみる感じがあるなら、今夜は保湿だけにします。

赤みが引くまでは、
保湿剤だけを重ね塗りして、
肌の水分を守ることを優先します。

📝 再開は片方だけ、少量から

傷んだ髪に、
パーマとカラーを同時にやり直す美容師もいません。

二日休んで赤みが引いたら、片方だけ、
少量から再開します。

二つ同時に戻すと、
どちらが反応の原因か、
分かりにくくなります。

二週間以上たっても状態が変わらない、
あるいは強いかゆみや腫れが出る場合は、
自己判断を続けません。

皮膚科など専門家に、
相談する目安にしてください。

妊娠中や授乳中は、
レチノールの使用を避けたほうがいいとされています。

その期間は、
ナイアシンアミド中心のケアに切り替えるのが無難です。

📘まとめ

ナイアシンアミドとレチノールの併用は、
パーマとカラーを同じ日に受けて、
髪が傷む現象に近いものです。

レチノールに慣れるまでは重ねず、朝夜で分けるか、
赤い日はどちらも休みます。

そう分けて見ると、
まとめて塗ることを、
急ぐ必要がなくなっていきます。

🌱 ちふゆのひとことメモ

昔の私は、
両方使えば早く変わると思って、
同じ夜にまとめて塗っていました。

でも、重ねるたびに、
乾きと赤みのほうが先に出ていたんです。

足す量より、
日をあける判断のほうが、
足りなかったのかもしれません。

🛁 Chocobraは、こすりたくなる毛穴まわりを夜に整える考え方です

成分を休む夜も、
小鼻のざらつきは、
指で探したくなります。

Chocobraは、
角栓を一度で無理に取り切るためではありません。

触りたくなる小鼻を、
夜にまわりからやわらかくして、
詰まりにくい肌へ少しずつ整えるケアです。

🧴 ジェルでゆるめる
皮脂をやわらかくして、こすらず動きやすく。

🪥 ブラシで動かす
気になる毛穴にだけ、やさしい圧で短く。

💧 美容液で整える
ケアのあとの肌を、乾かしたまま終えません。

まとめて重ねるより、
日をあけて整えることから。

それだけで、
毛穴との付き合い方が、少し楽になります。

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この記事を書いた人

Chifuyu Satoのアバター Chifuyu Sato Chocobraラボ研究員

元・大手化粧品メーカーの研究員。美容成分の研究にも携わり、成分知識に精通。
自身の毛穴悩みをきっかけに、成分設計と皮膚科学の知見をもとに「角栓を構造から捉えなおす」独自の毛穴ケア理論を構築。
皮脂の酸化と角栓の層構造に注目し、“動かして流れを整える”毛穴マッサージケアという新しい概念を提唱。

これまで数百種のスキンケア製品と美容医療を実体験しながら、
「肌悩みに寄り添う科学」をコンセプトに、習慣として続けられる本質的なケアを追求し、Chocobraを開発。
現在は、自社ブログ・note・SNSを通じて、毛穴ケアに関する考え方をわかりやすく発信しながら、ブランドの世界観づくりから商品設計までを一貫して手がけている。