【ナイアシンアミドは皮脂を抑える?】絞れるのはテカリ、流せないのは角栓の詰まり──皮脂量と詰まりの担当分け

ナイアシンアミドが皮脂抑制や脂性肌、開き毛穴にどう向くかを説明するアイキャッチ

「ナイアシンアミドって、毛穴に効くの?
皮脂もおさえてくれる?」と、気になりますよね。

先に、答えだけ言います。
ナイアシンアミド(ビタミンB3)は、
皮脂をおさえ、バリアを整え、
色ムラにも着目される成分です。

とくに脂性肌のテカりや、
皮脂による開き毛穴に向きます。

低刺激とされ、毎日使いやすいのも強み。

ただし、詰まって固まった角栓を
溶かす力はありません

あくまで、詰まりにくい肌を
整えていくタイプです。

今のあなたの小鼻は、どれに近いですか。

  • テカりやすく、脂性肌が気になる → 皮脂をおさえる話へ
  • 開き毛穴・黒ずみを整えたい → 開きと色ムラの話へ
  • 黒く固まった角栓をどうにかしたい → 溶けない話へ

効く方向と、使い方を順番に。
正直なところを、見ていきますね。

🧪 ナイアシンアミドは、毛穴に何をするの?

まず、働く方向からです。

ナイアシンアミドは、ビタミンB3の仲間。

毛穴に対して、大きく三つの方向から
関わると言われます。

💧 皮脂をおさえて、テカり・開きを整える方向

ナイアシンアミドは、皮脂の分泌をおさえる
方向に働くと言われます。

皮脂の材料になる脂質のつくられ方に関わるとされ、
皮脂腺での皮脂の量が落ち着く方向です。

皮脂が多いと、出口が押し広げられて
毛穴が目立ちます。

皮脂が落ち着くと、テカりも、
皮脂による開き毛穴もやわらぎます。

だから、脂性肌やTゾーンのテカりに、
いちばん向く働きです。

テカりの正体が皮脂なら、
小鼻ほど変化を感じやすい場所です。

🛡️ バリアを整えて、乾燥からくる皮脂を防ぐ働き

意外に思われますが、皮脂の出すぎは
乾燥が引き金のこともあります。

肌が乾くと、それを補おうと皮脂が増えるからです。

ナイアシンアミドは、肌のうるおいを守る
セラミドづくりを助けると言われます。

バリアが整うと、乾燥からくる皮脂の暴走も
起きにくくなります。

🌑 色ムラ・赤み・黒ずみにも、関わる働き

ナイアシンアミドには、抗炎症の働きや、
色ムラに着目した働きもあると言われます。

できたメラニンが表面へ受け渡されるのを
抑える方向とされます。

くり返す赤みや、毛穴まわりのくすみが
気になる肌に選ばれます。

ただし、すでに黒く固まった角栓を、
白く戻す力ではありません。

👥 どんな毛穴・肌質に、向いてるの?

ここを押さえると、選ぶ・選ばないが決めやすくなります。

ナイアシンアミドが得意なのは、
皮脂まわりの毛穴

逆に、固まった角栓は守備範囲の外です。

🌟 脂性肌・皮脂の開きに、いちばん向くタイプ

テカりやすい、皮脂で毛穴が開いて見える。

そんな脂性肌タイプに、
ナイアシンアミドはよく合います。

皮脂をおさえつつ、バリアも整えるので、
乾かしすぎにくい。

だから、脂性肌でも敏感ぎみの肌にも
取り入れやすいんです。

皮脂が原因の開きなら、続けるほど差が出やすい部分です。

💧 角栓・詰まりには、予防寄り

角栓や詰まりに対しては、
直接ゆるめる力は控えめです。

皮脂を整えて、これから詰まりにくくする
予防寄りの役割になります。

だから、いま詰まった角栓を取りたい人には、
単独では物足りない。

詰まりをゆるめるBHAなどと、
役割を分けると考えるとわかりやすいです。

📐 ナイアシンアミドの、使い方は?

使い方は、むずかしくありません。

低刺激なので、毎日のスキンケアに
組み込みやすい成分です。

濃度と順番だけ、軽く押さえておきましょう。

🌞 濃度2〜5%目安で、朝も夜も使える手軽さ

化粧品では、2〜5%くらいの濃度が
一般的とされます。

刺激が少ないので、基本は朝も夜も毎日使えます。

高濃度をいきなり、はまれにピリつくこともあります。

初めてなら、まず低めの濃度から様子を見ると安心です。

🧴 順番と、他の成分との組み合わせ

順番は、洗顔 → 化粧水 → ナイアシンアミド → 乳液が基本。

比較的おだやかなので、ビタミンCなど
他の成分とも合わせやすい成分です。

ただし、酸やレチノールを同じ夜に
何種類も重ねるのは避ける。

使ったあとの保湿も、忘れずにセットにしてください。

♻️ 黒く固まった角栓は、どうすればいい?

黒く固まった角栓は、
ナイアシンアミドでは動きません。

これは皮脂を整える成分で、
固まりを取る道具ではないからです。

♻️ 一度リセットしてから、皮脂を整える順番

固まった角栓は、一度やわらかい入り口へ
戻すのが先です。

そのうえでナイアシンアミドを続ければ、
皮脂と開きが落ち着きやすくなります。

「リセット → 皮脂を整える」の順番が、
いちばん活きます。

いちご鼻の全体像と、
リセットから維持までの順番は、
こちらにまとめています。
👉 いちご鼻を、リセットして”ためない肌”に戻す5ステップ

📘まとめ

ナイアシンアミドは、皮脂をおさえ、バリアを整え、
色ムラにも着目される成分です。

とくに脂性肌のテカりと、皮脂による開き毛穴に向きます。

ただし固まった角栓を、溶かして取る力はありません。

濃度は2〜5%目安、朝も夜も、
低刺激で毎日使いやすい。

角栓・詰まりには予防寄りで、
いま詰まった角栓を取りたいなら
BHAなどに任せてください。

そして黒く固まった角栓だけは、
成分でなく一度リセットしてください。

🌱 ちふゆのひとことメモ

私も脂性肌で、テカる自分の皮脂を
ずっと敵だと思っていました。

強い洗顔でゴシゴシ落としては、
乾いてまたテカって、の繰り返しで。

ナイアシンアミドで皮脂とバリアを一緒に整えたら、
暴れ方が静かになったんです。

減らすより整える、が私には合っていました。

🛁 Chocobraは、ナイアシンアミドの前の土台を整える毎日ケア

Chocobraは、洗いすぎる前に、
小鼻まわりをやさしく動かす3ステップです。

🧴 ジェルでゆるめる
皮脂をやわらかくして、角栓を動きやすく。

🪥 ブラシで動かす
やさしい圧で、小鼻まわりだけを短く動かします。

💧 美容液でうるおす
ケア後の肌を乾かしたままにせず、整えます。

土台がためこまない肌になっているほど、
ナイアシンアミドの整える力も、無理なく活きてくれます。
そのほうが、小鼻はずっと機嫌よくいてくれます。

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この記事を書いた人

Chifuyu Satoのアバター Chifuyu Sato Chocobraラボ研究員

元・大手化粧品メーカーの研究員。美容成分の研究にも携わり、成分知識に精通。
自身の毛穴悩みをきっかけに、成分設計と皮膚科学の知見をもとに「角栓を構造から捉えなおす」独自の毛穴ケア理論を構築。
皮脂の酸化と角栓の層構造に注目し、“動かして流れを整える”毛穴マッサージケアという新しい概念を提唱。

これまで数百種のスキンケア製品と美容医療を実体験しながら、
「肌悩みに寄り添う科学」をコンセプトに、習慣として続けられる本質的なケアを追求し、Chocobraを開発。
現在は、自社ブログ・note・SNSを通じて、毛穴ケアに関する考え方をわかりやすく発信しながら、ブランドの世界観づくりから商品設計までを一貫して手がけている。