ビタミンC・ナイアシンアミド・レチノールの順番は?朝夜の分け方

ビタミンC、ナイアシンアミド、レチノールを朝・保湿・夜に分ける順番を説明する図

ビタミンC、ナイアシンアミド、レチノール。
三つを同じ夜に、全部使っていいのでしょうか。

先に答えると、順番はあります。
朝はビタミンC、
夜はレチノール、
ナイアシンアミドは保湿に混ぜて常に。

三つは、洗面台に並ぶ音量つまみに似ています。
同時に全部上げても、いい音にはなりません。

この記事では、つまみを上げる時間帯と、
上げすぎた夜の戻し方を整理します。

🎚️三つは「音量つまみ」——同時に上げると、音はどう割れる?

三つは、同じ「攻めの棚」に並びます。
でも、上げていい時間帯は、それぞれ違います。

🍋ビタミンCは朝のつまみ

ビタミンCは、朝に上げたいつまみです。
くすみや小鼻の黒い点を見ると、
日中も頼りたくなります。

APS等の穏やかな誘導体なら、
毎朝でも扱いやすい部類です。
ただ、高濃度のアスコルビン酸はpHが低く、
しみやすい性質があります。

朝のつまみを上げたら、
夜にもう一度は上げません。
頬が乾くなら、
夜は保湿だけで終えても十分です。

🌙レチノールは夜のつまみ、慣らしてから上げる

レチノールは、ターンオーバーを促す成分です。
皮膚が慣れるまで、時間がかかります。

最初は、低濃度のものを週に2〜3回。
皮むけや赤みが出なければ、
少しずつ回数を増やします。

朝は汗、日焼け止め、メイクが重なり、
赤みや乾きの出どころが読みにくくなります。
だから、夜専用のつまみにします。

💧ナイアシンアミドは常時流すベース音

ナイアシンアミドは、
バリア機能を支える成分です。
pHが中性に近く、朝夜どちらにも混ぜやすい。

いつもの化粧水や乳液に入っているなら、
そのまま残せる日がほとんどです。

気をつけたいのは、
新しいナイアシンアミド美容液まで、
同じ夜に足すことです。

ビタミンCもレチノールも新しいと、
赤くなった朝に、
原因のつまみが見えなくなります。

新しく増やすつまみは、一晩に一つ。
残すのは、肌に慣れている音だけです。

🔊「音割れ」のサインは、どこで聞こえる?

音割れとは、
頬の赤みやヒリつき、乾きのことです。
つまみを上げすぎた夜の翌朝に、まず出ます。

☀️昼に小鼻がぬるつくのは、朝のつまみの上げすぎ

朝のスキンケアは、
塗った直後より昼に答えが出ます。
小鼻だけ光り日焼け止めがよれて、
頬だけ粉っぽくなるなら、
答えは出ています。

それは、朝のつまみを上げすぎたサインです。
ビタミンCが悪いのではなく、
保湿や日焼け止めまで重なって、
音量が飽和しています。

翌朝は、ビタミンCのつまみを一段下げます。
それでも重いなら、
ナイアシンアミド入りの保湿だけにします。

🧪高濃度ビタミンCの日は、夜のつまみを動かさない

高濃度ビタミンCを朝に使う日は、
それだけで、その日の音量は十分です。

そこへ夜のレチノールまで足すと、
翌朝に乾きが
前へ出やすくなります。

朝にしみた日は、夜で取り返しません。
夜は保湿だけにして、
翌朝の頬が熱くないかを聞きます。

💧乾く日は、つまみよりベース(保湿)を厚くする

ナイアシンアミドが入っているからといって、
保湿が足りているとは限りません。

洗顔後につっぱる日、
口まわりが粉っぽい日は、
つまみより先に、
乳液やクリームの量を見ます。

乾いた頬にビタミンCを重ねると、
いつもよりしみます。
夜のレチノールも、
乾いたまま使うと赤みが残りやすい。

この日は、新しいつまみを増やす前に、
いつもの保湿だけを少し厚くします。

🌙夜のつまみは、二日後まで赤くならない?

🌙レチノールは、翌朝だけで決めない

レチノールは、
塗った翌朝だけで判断しにくい成分です。
朝は平気でも、
二日後に口まわりが乾くことがあります。

聞く場所は、翌朝の頬の熱さと、二日後の口まわりの粉っぽさです。
洗顔や日焼け止めがしみるかどうかも、あわせて確かめます。

どれかが残るなら、
次の夜はレチノールのつまみを触りません。
ビタミンCやピーリングを足して、
早く進めようとしないことです。

二日後まで赤くないなら、同じ量をもう一度。
音量を上げるのは、そのあとで十分です。

🛑音が割れた夜は、全部のつまみをベースまで下げる

頬が赤い夜は、
つまみを入れ替えるより先に、
全部下げます。
洗顔でしみて頬が熱く、
口角まで粉っぽいなら、
それが下げるサインです。

そういう夜は、
ビタミンCもレチノールも休みます。
新しいナイアシンアミドも足さず、
しみない保湿だけに戻します。

赤い夜は、変える夜ではなく、戻す夜です。
化粧水がしみるなら、
乳液やクリームだけでもかまいません。

重ねるほど、
翌朝どのつまみが合わなかったのか、
聞き分けられなくなります。

🧴ピーリングの日は、レチノールのつまみを触らない

毛穴やくすみが気になると、
AHAやBHA、酵素洗顔も足したくなります。
でも、レチノールの日にそこまで足すと、
頬や小鼻が乾きやすくなります。

ピーリングを使う日は、
レチノールのつまみを休ませます。
ビタミンCでしみる日も、
スクラブや強い洗顔を足しません。

攻めるつまみを増やすほど、
翌朝の音は読みにくくなります。
次の日も赤くない使い方だけを、残していきます。

🪞小鼻のノイズが気になる夜、つまみを増やしていい?

🪞押した小鼻は、すでに音が割れている

夜の小鼻に白い点が見えると、
洗顔のあとに
ビタミンCやレチノールまで足したくなります。

でも、押した小鼻は、
すでに音が割れています。
そこへレチノールを重ねると、
黒ずみより鼻横のヒリつきが残ります。

押した夜は、
もう一度洗わず、
スクラブも足さず、
保湿だけで終えます。

翌朝に鼻横が赤くなければ、
小鼻だけ少量へ戻します。
取り返すために重ねないほうが、
小鼻の夜は荒れにくくなります。

取れた量が多い日は、
次も同じだけ出せる気がします。
その期待があると、
少し白く見えただけで押したくなります。

小鼻の黒ずみや角栓そのものを見直したい人は、
いちご鼻を5ステップで整える記事もあわせてどうぞ。

📘まとめ

ビタミンC、ナイアシンアミド、レチノールは、
洗面台に並ぶ三本の音量つまみです。

ビタミンCは朝のつまみ、レチノールは夜のつまみです。
ナイアシンアミドは常時流すベース音として、保湿に混ぜます。

聞く場所は、朝の日焼け止めの重さと、昼の小鼻のぬるつきです。
夜のレチノール後の頬、二日後の口まわりの乾き、押したあとの鼻横も、あわせて見ます。

音割れした夜は、
全部のつまみをベースまで戻します。
戻す夜を持てると、
次に上げるつまみも選びやすくなります。

つまみは、
上げるほど良く聞こえるわけではありません。
上げすぎた夜ほど、
本当に聞きたかった音が、
何も聞こえなくなります。

🌱 ちふゆのひとことメモ

昔の私は、三つのつまみを全部上げれば、
早く進むと思っていました。

でも、レチノールの二日後に
口まわりが乾くことがあって、
音量だけでは読めないと感じました。

朝は軽く、夜は一つ、
赤い夜はベースだけに絞る。
それだけで、
翌朝の顔がずっと読みやすくなりました。

このくらい小さくすると、
つまみは丸暗記ではなく、
その日の顔を聞いて選ぶものになります。

🛁 小鼻に指が伸びる前の夜へ——Chocobra

小鼻のざらつきが気になる夜は、
ビタミンCもレチノールも足したくなります。

でも、押した小鼻へ成分を重ねると、
翌朝まで鼻の横が気になります。

Chocobraは、
角栓を一度で取るものではありません。
夜のバスタイムで小鼻まわりをゆるめ、
詰まりにくい肌へ近づけるケアです。

🧴 ジェルでゆるめる
皮脂をやわらかくして、角栓が固まったまま残りにくい状態へ近づけます。

🪥 ブラシで動かす
やさしい圧で、小鼻まわりだけを短く動かします。

💧 美容液でうるおす
ケア後の肌を、乾かしたまま終えません。

つまみに指を伸ばす前に、
まず小鼻を短く整える。
そのほうが、三つの成分を使う夜も、
翌朝の音を読みやすくなります。

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この記事を書いた人

Chifuyu Satoのアバター Chifuyu Sato Chocobraラボ研究員

元・大手化粧品メーカーの研究員。美容成分の研究にも携わり、成分知識に精通。
自身の毛穴悩みをきっかけに、成分設計と皮膚科学の知見をもとに「角栓を構造から捉えなおす」独自の毛穴ケア理論を構築。
皮脂の酸化と角栓の層構造に注目し、“動かして流れを整える”毛穴マッサージケアという新しい概念を提唱。

これまで数百種のスキンケア製品と美容医療を実体験しながら、
「肌悩みに寄り添う科学」をコンセプトに、習慣として続けられる本質的なケアを追求し、Chocobraを開発。
現在は、自社ブログ・note・SNSを通じて、毛穴ケアに関する考え方をわかりやすく発信しながら、ブランドの世界観づくりから商品設計までを一貫して手がけている。